これから日本語教師アシスタントをなさる方へ
2002年5月3日お久しぶりです(このセリフで始まる日記多いなぁ・・・)。今日のテーマは予告通り、「これから日本語教師アシスタントをされる方へ」です。考えてみたらもうオーストラリアではターム2が始まっているのですよね。遅れてすみません。行く前に何かお役に立てたらと思っていたのですが、すみません。それにオーストラリアに派遣された方の多くはインターネットで日本語を見られないかと思いますが・・・。
さて、アシスタントとして何が必要か、これは人それぞれ違うと思いますが、私は、生徒に日本を知ってもらおう、好きになってもらおうとすることです。当たり前といえば当たり前ですが、これが意外と難しかったです。英語みたいにアルファベットを使う言葉ではないし、文化も全く違う。多民族国家に生まれ育った生徒達には、日本の単一民族国家で形成される文化は時には不可解です。それに、何が日本のいいところか、ずっと日本にいた私にははっきりと言うことができませんでした。運良く、私のいた学校には日本人が多かったので、一人で悩むことはなく、私以外の人も一緒に日本を伝えてくれました。一番いいのは生徒と仲良くなることなのかもしれません。ただ、ここで難しいのは、生徒と同化してはいけないということ。アシスタントは先生でもなく生徒でもない、中途半端な存在です。だから休み時間なんか居場所に困ったものですが、かえって、その半端な立場をうまく利用して、先生・生徒双方からの不満を打ち消す役もできるのです。学校によっては、アシスタントと生徒が仲良くするのをよく思わない学校もあるそうですが、大抵は歓迎されるようなので、なるべく生徒とコミュニケーションを取れるようにすることが大切なのではないでしょうか。日本をしってもらうのはそれからです。「先生」としていくわけではないので、自分も楽しまなきゃ!日本を知ってもらう以前に自分を知ってもらえば、教えるときにも話しがスムーズに進むと思います。
それと、これとは関係ありませんが、ビザについて。アシスタントとして渡豪(すみませんが、オーストラリアに限定させていただきます)するとき、いくつか選択できるそうですが、私の経験上、ワーキングホリデービザでいかれることをお勧めします。私はボランティアビザというので行ったのですが、万が一お金がなくなった場合(万が一現地の人にお金を借りても、オーストラリアの銀行は、「振込み」するのが難しいようですので、振り込んでお金を返すというのは大変みたいです)、大変な思いをします。1セントでもお金を稼ぐとビザを壊されます。現地で日本語教師アシスタントをしながらお金を稼ぐのはまず無理ですが、ホリデー中やアシスタント終了後などに経験として働くことがきます(ワーキングホリデービザを持っていたらの話ですが)。日本人が働ける場所はジャパレスくらいしかないみたいですけど、それもいい経験ですよね。私もちょっと働いてみたかったな、と思います。お金の問題は別として。
私が日本語教師アシスタントを経験してよかったと思ったことは、自分の国に対する意見を持ったことです。日本にいて日本を見るっていうのは難しいことですね。日本のいい所も悪い所も見えるようになりました、ほんの少しですけれども。自分の国を知ることができてよかったです。
これらの経験を今後いかに生かすか、今でもよくわからいません。私がやりたいと思っていても、それを実践できるかわからない(会社が私がそれをするのを求めていなければどうしようもありませんから)ですし、今の日本ではまだ機会が限られてくると思います。
本当はもっと伝えておきたいことがあったのに。ダメですね。逐一メモっておかないと忘れてしまいます。
次は弾けた日記を書いてみようかな。今期から日本語教師アシスタントをなさる方々、頑張ってください。何だかの形でご自分に返って来ると思います。終了後には、違ったものが見えてくると思います。
一度増えた脂肪はなかなか元に戻りません。食生活には充分気をつけて下さい!!!
さて、アシスタントとして何が必要か、これは人それぞれ違うと思いますが、私は、生徒に日本を知ってもらおう、好きになってもらおうとすることです。当たり前といえば当たり前ですが、これが意外と難しかったです。英語みたいにアルファベットを使う言葉ではないし、文化も全く違う。多民族国家に生まれ育った生徒達には、日本の単一民族国家で形成される文化は時には不可解です。それに、何が日本のいいところか、ずっと日本にいた私にははっきりと言うことができませんでした。運良く、私のいた学校には日本人が多かったので、一人で悩むことはなく、私以外の人も一緒に日本を伝えてくれました。一番いいのは生徒と仲良くなることなのかもしれません。ただ、ここで難しいのは、生徒と同化してはいけないということ。アシスタントは先生でもなく生徒でもない、中途半端な存在です。だから休み時間なんか居場所に困ったものですが、かえって、その半端な立場をうまく利用して、先生・生徒双方からの不満を打ち消す役もできるのです。学校によっては、アシスタントと生徒が仲良くするのをよく思わない学校もあるそうですが、大抵は歓迎されるようなので、なるべく生徒とコミュニケーションを取れるようにすることが大切なのではないでしょうか。日本をしってもらうのはそれからです。「先生」としていくわけではないので、自分も楽しまなきゃ!日本を知ってもらう以前に自分を知ってもらえば、教えるときにも話しがスムーズに進むと思います。
それと、これとは関係ありませんが、ビザについて。アシスタントとして渡豪(すみませんが、オーストラリアに限定させていただきます)するとき、いくつか選択できるそうですが、私の経験上、ワーキングホリデービザでいかれることをお勧めします。私はボランティアビザというので行ったのですが、万が一お金がなくなった場合(万が一現地の人にお金を借りても、オーストラリアの銀行は、「振込み」するのが難しいようですので、振り込んでお金を返すというのは大変みたいです)、大変な思いをします。1セントでもお金を稼ぐとビザを壊されます。現地で日本語教師アシスタントをしながらお金を稼ぐのはまず無理ですが、ホリデー中やアシスタント終了後などに経験として働くことがきます(ワーキングホリデービザを持っていたらの話ですが)。日本人が働ける場所はジャパレスくらいしかないみたいですけど、それもいい経験ですよね。私もちょっと働いてみたかったな、と思います。お金の問題は別として。
私が日本語教師アシスタントを経験してよかったと思ったことは、自分の国に対する意見を持ったことです。日本にいて日本を見るっていうのは難しいことですね。日本のいい所も悪い所も見えるようになりました、ほんの少しですけれども。自分の国を知ることができてよかったです。
これらの経験を今後いかに生かすか、今でもよくわからいません。私がやりたいと思っていても、それを実践できるかわからない(会社が私がそれをするのを求めていなければどうしようもありませんから)ですし、今の日本ではまだ機会が限られてくると思います。
本当はもっと伝えておきたいことがあったのに。ダメですね。逐一メモっておかないと忘れてしまいます。
次は弾けた日記を書いてみようかな。今期から日本語教師アシスタントをなさる方々、頑張ってください。何だかの形でご自分に返って来ると思います。終了後には、違ったものが見えてくると思います。
一度増えた脂肪はなかなか元に戻りません。食生活には充分気をつけて下さい!!!
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