オーストラリアと聞くと、皆さんは何を思い浮かべますか?コアラ、カンガルー、グレートバリアリーフ…沢山ありますよね!!今日紹介するのは、オーストラリアのシンボル・Ayers Rockです。これは以前、ターム3後のホリデーのまとめに書きましたので、ちょっと重複するかも知れません。面倒だったら飛ばしてください。
 Ayers Rock関係のツアーは沢山あります。何と言ってもオーストラリアは日本の22倍の面積を有しているため、とにかく広いため、ツアーで行くことをお勧めします。“Red center”と言われるこの辺りは、ツアーの車以外殆ど通っていないそうです。道は開けているのでドライブは大丈夫ですが、ツアーの方が楽しいこと間違いなしです。私の参加したツアーはAdventure Toursでした。日豪センターで見つけたパンフレットでそのまま申し込んだので他と比較していませんが、このツアーなら体力的にも経済的にもいいと思います。
 2泊3日のツアーでは大体Ayers Rock、The Olgas、Kings Canyonに行くようですが、私達もばっちり行きました。それまでいたMelbourneとは全く違い、周りは全て自然、自然、自然!!
まず、Kings Canyonで印象的なのは、雨水の池(?)です。確かその日は暑さの中3kmほど歩いたのでかなりバテていた所、目に飛び込んだのは大きな池でした。雨季に降った雨が、渓谷の日陰になり蒸発せずに残ったものだそうです。気温は30度以上の中、(推定)10度以下のひんやりした水で、そのギャップが気持ちいいような寒いような…。深いのでジャンプできますよ!
The Olgasですが、ここはワーホリの間で『風の谷のナウシカ』のモデルと言われている所で、とても楽しみでした。ここは本当に“The Valley of Wind(風の谷)”と言われているんですよ(実際は、そことThe Olga Gorgeから成っています)。Ayers Rockの影に隠れている感がありますが、私はどちらかと言うとOlgasの方が好きです。
そしてAyers Rockです。「7色に変わる」と言われている岩のことです。私達はサンライズとサンセットのロックを見ました。7色に変わったかどうかはわかりませんが、まさに絵に描いたような風景で、幻想的な印象すらあります。また、ロッククライミングですが、直前まで悩んだものの(アボリジニーの方々の聖地だから。日本人は宗教信仰が薄いからなかなかその考え方が受け入れにくいようですが、アボリジニーの資料館を訪ねて、少し心が痛んだからです)。でも結局登ってしまいました。一応、手すりはあるものの、凄い風と急な坂に足がすくむ瞬間が何度かありました。頂上には記念碑みたいなものがありました。景色は…特に見えませんでした。登っていた人は殆ど日本人でしたよー。往復で約2時間かかります。Ayers Rockは神秘的ではありますが、観光客が沢山いるので、その点で私はThe Olgasの方がいいなぁと思うのだと思います。とは言っても、Ayers Rockは登るだけではありません。麓には古代アボリジニーが描いたとされる壁画もあります。観光で賑わっているものの、アボリジニーの魂はAyers Rockに今でも宿っているのです。オーストラリアの歴史を知る上でも、登山しなくとも、訪れる価値は充分あります。 
 残念ながら、“トップエンド”と言われるダーウィン、カカドゥ、キャサリン渓谷などには今回は足を運びませんでしたが、いつか行ってみたいと考えています。
 ここでは紹介しませんでしたが、実は毎日日記はつけていて、先週それらを全部プリントアウトしてみました。読み返すとなかなか止まらなくなってつい思い出に浸ってしまいました。でも、誤字脱字、結構多かったです。読みにくかったですよね、でも直すのも面倒なのでそのままで失礼いたします。この回顧録は週1で更新していく予定です。11月までかな…。次回もよろしくお願いします。

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