私のお気に入りオーストラリア〜その5〜
2002年10月2日 旅行 私がオーストラリアに行った時は秋でした(日本は春)。今、日本でも秋を迎えています。あの時は、大嫌いな冬でも「何か楽しいことがある!」と思っていたから寒さなんてきにならなかったけれど、今、この後に冬がくるのかと思うと、大好きな秋でさえ嫌に思えてくる今日この頃…。日本の冬は長いし寒いから、体感温度が普通の人のマイナス5度くらいの私にとっては逃げたいくらいです。今年の夏は“猛暑”なんていわれていたけれど、私から見るとあんなの“猛”暑に値しません。みなさんはどうですか?
ところで、最近私は何をしてるのかと言うと、英語の勉強と就職活動です。活動と言っても、探すのは専ら派遣。社員になると勉強しながらっていうのは難しそうだから、結局派遣を選びました。でも、一つだけ社員を受け、それが順調にいってるのでそちら次第です。それと昨日ADSLにしたので、昨日からずっとアパートと仕事探しをしています。
さて、更新が遅れましたが、私の好きなオーストラリアシリーズ。思い出を色々巡っていたので結構書いていたつもりでしたが、まだ5つめなんですね。
今日のテーマはTasmania。何と言っていいのか、レトロな雰囲気のある、落ち着いた所でした。Fraserの所でも、島の名前だけ挙げて具体的な地名は載せませんでしたが、そこTasmaniaも具体的に地名を挙げにくいほど、島全体が魅力に満ちています。
Tasmaniaは車で1周する人が多いみたいですが、私は旅行のテーマを「出会い」にしていたので、ツアーに参加して、Launcestonに行き、東海岸沿いを下って、島中央部をまた北上しました。そのツアーでも、もちろん観光名所と言われるMt.Field National ParkやCradle Mountain、Port Arthurにも行きました。けれども今日は比較的知られていない、けれども私にとってはとってもメモリアルな所をご紹介したいと思います。
その名はQuamby Bluff。ガイドブックには乗っていませんから知らない方も多いと思います。ツアーの途中、私達は乗馬か釣りかこの山登りの選択肢を与えられましたが、山登りを選んだのは私を含め5人でした。そこは登頂が1339mで、道は舗装されていなくて、「観光地」と言うか登山家用の山と言う感じの所でした。ガイドさんの話では、週末は家族連れが来て麓でピクニックをするそうですが、平日は人がほとんどいないとのこと。その日も私達だけでした。Australiaには前にも記しましたが、ジブリ映画の舞台となっている所が多いということでワーホリの間では有名です。そのリストの中に入っていなかったのですが、私はそのリストにQuambyを『もののけ姫』の舞台に付け加えて欲しいと思います!山に入った瞬間あのテーマソングが頭の中をリピートしました。木々の幹に小さな赤いマークが道しるべとなっていたのですが、とにかく「道」がないから大変でした。しかも途中で私の足の短さがたたって、急な斜面を登れなくなって(追いつけなくなって)ひとりぼっちになってからというものの、聞こえるのは小鳥の声と私の足音だけでした。途中からロッククライミングになって、息を切らしながら登っていきました。何度も引き返そうかと思ったけれども、とりあえずみんなに追いつけるように、ゴールがどこなのかわからないまま踏ん張り続けました。野獣もいるかもしれない状況で一人で歩き続けたことによって、度胸がついた気がします。頂上に着いたのは7時頃で、日が傾き変えていました。その時はもう足ががくがくでした。Ayers Rockに登った時の教訓を思い出し(「息はよいよい帰りは怖い」状態です。下りはもっと辛い!)、沈みかけた夕日を拝めることなく、すぐに引き返しました(しかも一人で…)。麓に戻った時には、山に隠れる夕日から漏れた光線に照らされていました。私達の足元を照らしてくれていた(待っていてくれた)かのようでした。
かなりはしょって書きましたが、Tasmania方面にいらっしゃる方は、是非ここを訪ねてみてください。寂しいけれど(何もない。トイレもない)、達成感は想像以上のものを得られると思います。
以上、簡単ですが、Quamby Bluffからのレポートでした!
ところで、最近私は何をしてるのかと言うと、英語の勉強と就職活動です。活動と言っても、探すのは専ら派遣。社員になると勉強しながらっていうのは難しそうだから、結局派遣を選びました。でも、一つだけ社員を受け、それが順調にいってるのでそちら次第です。それと昨日ADSLにしたので、昨日からずっとアパートと仕事探しをしています。
さて、更新が遅れましたが、私の好きなオーストラリアシリーズ。思い出を色々巡っていたので結構書いていたつもりでしたが、まだ5つめなんですね。
今日のテーマはTasmania。何と言っていいのか、レトロな雰囲気のある、落ち着いた所でした。Fraserの所でも、島の名前だけ挙げて具体的な地名は載せませんでしたが、そこTasmaniaも具体的に地名を挙げにくいほど、島全体が魅力に満ちています。
Tasmaniaは車で1周する人が多いみたいですが、私は旅行のテーマを「出会い」にしていたので、ツアーに参加して、Launcestonに行き、東海岸沿いを下って、島中央部をまた北上しました。そのツアーでも、もちろん観光名所と言われるMt.Field National ParkやCradle Mountain、Port Arthurにも行きました。けれども今日は比較的知られていない、けれども私にとってはとってもメモリアルな所をご紹介したいと思います。
その名はQuamby Bluff。ガイドブックには乗っていませんから知らない方も多いと思います。ツアーの途中、私達は乗馬か釣りかこの山登りの選択肢を与えられましたが、山登りを選んだのは私を含め5人でした。そこは登頂が1339mで、道は舗装されていなくて、「観光地」と言うか登山家用の山と言う感じの所でした。ガイドさんの話では、週末は家族連れが来て麓でピクニックをするそうですが、平日は人がほとんどいないとのこと。その日も私達だけでした。Australiaには前にも記しましたが、ジブリ映画の舞台となっている所が多いということでワーホリの間では有名です。そのリストの中に入っていなかったのですが、私はそのリストにQuambyを『もののけ姫』の舞台に付け加えて欲しいと思います!山に入った瞬間あのテーマソングが頭の中をリピートしました。木々の幹に小さな赤いマークが道しるべとなっていたのですが、とにかく「道」がないから大変でした。しかも途中で私の足の短さがたたって、急な斜面を登れなくなって(追いつけなくなって)ひとりぼっちになってからというものの、聞こえるのは小鳥の声と私の足音だけでした。途中からロッククライミングになって、息を切らしながら登っていきました。何度も引き返そうかと思ったけれども、とりあえずみんなに追いつけるように、ゴールがどこなのかわからないまま踏ん張り続けました。野獣もいるかもしれない状況で一人で歩き続けたことによって、度胸がついた気がします。頂上に着いたのは7時頃で、日が傾き変えていました。その時はもう足ががくがくでした。Ayers Rockに登った時の教訓を思い出し(「息はよいよい帰りは怖い」状態です。下りはもっと辛い!)、沈みかけた夕日を拝めることなく、すぐに引き返しました(しかも一人で…)。麓に戻った時には、山に隠れる夕日から漏れた光線に照らされていました。私達の足元を照らしてくれていた(待っていてくれた)かのようでした。
かなりはしょって書きましたが、Tasmania方面にいらっしゃる方は、是非ここを訪ねてみてください。寂しいけれど(何もない。トイレもない)、達成感は想像以上のものを得られると思います。
以上、簡単ですが、Quamby Bluffからのレポートでした!
コメント