昨日は終戦記念日でした。

日本選手のオリンピックでの活躍が輝かしくて、あんまり大きな話題にされなかった(されたとしても閣僚の靖国参拝くらいかな・・・)ですね。民放で特攻隊の特集があったのですが、みなさんご覧になりました?

私は戦争について論じるつもりはなく、ただ単に、もっと平和のありがたさをかんじなきゃ、っていう焦りからです。

戦争ジャーナリストを夢見始めた頃から、8月のこの時期になるとセミの声を聞きながらいつも「平和」ってなんだろうなーと考えていました。中3の時、読書感想文に選んだ本は「今日われ生きてあり」という特攻隊の手記でした。いつかは私の考えを周りの人に聞いてもらいたいと思っていたのですが、なかなかチャンスがなく、運良く前年の読書感想文コンクールで文部省から賞を頂いたのをきっかけに、読書感想文で訴えるという案を思いついたのです。
ひと夏じっくりかけて感想文を書き上げたのですが、その年は県の優秀賞くらいまでしかいけなくて、国の偉い人達に聞いてもらうことができませんでした。
ただ、九州のとある学校の校長先生から、私の読書感想文を戦争を考える教科書代わりに使っていただいたという話を聞き、とても嬉しく思います。

就職活動で戦争ジャーナリストになる夢を絶ち、それからはあまり戦争とか平和に関心がなくなっちゃったのが自分で情けない感じ。

以前、オーストラリアに行った時に、日本がオーストラリアを攻撃した事実を知らなかった、っていうことを書いたのですが、自分の国の歴史を知らないのは恥ずべきことなのかも知れないけど、この前のサッカーの決勝戦の時みたいに、いつの時代までその事実を背負っていかなくてはいけないのかっていうのも思います。過去のことがきっかけでよりよい時代を気づいていこうっていう前向きな気持ちが生まれるならまだしも、それをマイナスの方向に引きずってしまうのはどうなんろう。

いつかは、祖母が築いて来た日台友好の会を引き継ぎたいって思っているものの、私にはできないかも、っていう気持ちの方が最近は大きくなってきた。。。

明るい話題ではなくてすみません。
たまには、ね。

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