ちょと今日は込み入った話をしたいと思います。
私は翻訳の仕事にしているのですが(翻訳者ではないです)、自分も翻訳者を志しています(→といっても、10年以上も先の話ですが)。
今は翻訳のコーディネーターみたいな仕事ですが、先日、友達が翻訳者の仕事についていろいろ聞いてくれたので、これを機に、私が考える「翻訳者」についてちょと書かせてもらいます(Yちゃん、読んでね)。
<翻訳者の仕事>
原文に沿って、求められる言語で正確に(原文に忠実に)文章を作ること。ただし、自分で勝手に解釈してはいけない。
→コメント:拡大解釈したり、1つの言葉を1面的にしか見てくれない人がいます。
翻訳に関して、クライアントは正確な訳であると同時に、上手・下手もみます。納期が短かろうと、料金が安かろうと、そんなの関係ないのです。上手・下手は好みもあるので一概には言えませんが、正確さという点では誰が見ても一目瞭然です。
また、調べ物は翻訳者の基本であるのに、適当に訳を作る人がいて、これも結構困ります。
<ありがたい翻訳者5か条>
・納期を守る。
・訳抜けが少ない。
・うまい。
・早い。
・内容に関して文句を言わない。
納期を守るのは当然でしょ、て思ってたけど、意外と多いです。
<困った翻訳者3か条>
・納期を守らない。
・訳抜けが目立つ。
・内容に関しての苦情的コメントが多い。
納期ぎりぎりで「やっぱり、できない」といってくる人や、似ている部分をコピー&ペーストで貼ったはいいが、実は全然違う文だったという人、内容に関してこれはどうだった、あれはどうだったといちいちコメントを求めてくる人などさまざまです。
また、どのようなスタイルで翻訳をするのかにもよると思います。
私たちのようにクライアントと翻訳者の間にエージェントが入る場合には、手数料が入るので、翻訳者の方の収入は少なくなりますが、その分、都合が悪いときは断れるし、苦情も言われることがない。また、必ず校正者が入るので、訳抜けなどはカバーしてもらえる。
一方、発注元と委託契約をしている翻訳者の場合には、単価は高いけれどもそれなりの質を求められるし、質が悪ければ直接苦情が来ることもある。
最近、仕事をして思うのは、翻訳者はあくまで翻訳をするのであって、文章を書く達人ではないんだと。
それと、翻訳者は英語ができればいい、というものでもありません。特に私たちのように専門分野の翻訳の場合は、言葉そのものよりも専門知識の方が大きいのではないかと。
クライアントに頼まれるときは、「この分野の専門の方で」という言い方で依頼を受けることも多いです。
私たちが翻訳者を見るときにはまず、TOEIC950点よりも、専門分野の知識や経歴の方を重視しますもの。
とは言っても、やはり下手だとトライアルにも受からないから、これから翻訳者を目指すYちゃん、とりあえず、
・納期を守る
・専門分野を持つ
・訳はそこそこ
であれば翻訳者としての条件をクリアできるのではないでしょうか(どうかしら?)。
私は翻訳の仕事にしているのですが(翻訳者ではないです)、自分も翻訳者を志しています(→といっても、10年以上も先の話ですが)。
今は翻訳のコーディネーターみたいな仕事ですが、先日、友達が翻訳者の仕事についていろいろ聞いてくれたので、これを機に、私が考える「翻訳者」についてちょと書かせてもらいます(Yちゃん、読んでね)。
<翻訳者の仕事>
原文に沿って、求められる言語で正確に(原文に忠実に)文章を作ること。ただし、自分で勝手に解釈してはいけない。
→コメント:拡大解釈したり、1つの言葉を1面的にしか見てくれない人がいます。
翻訳に関して、クライアントは正確な訳であると同時に、上手・下手もみます。納期が短かろうと、料金が安かろうと、そんなの関係ないのです。上手・下手は好みもあるので一概には言えませんが、正確さという点では誰が見ても一目瞭然です。
また、調べ物は翻訳者の基本であるのに、適当に訳を作る人がいて、これも結構困ります。
<ありがたい翻訳者5か条>
・納期を守る。
・訳抜けが少ない。
・うまい。
・早い。
・内容に関して文句を言わない。
納期を守るのは当然でしょ、て思ってたけど、意外と多いです。
<困った翻訳者3か条>
・納期を守らない。
・訳抜けが目立つ。
・内容に関しての苦情的コメントが多い。
納期ぎりぎりで「やっぱり、できない」といってくる人や、似ている部分をコピー&ペーストで貼ったはいいが、実は全然違う文だったという人、内容に関してこれはどうだった、あれはどうだったといちいちコメントを求めてくる人などさまざまです。
また、どのようなスタイルで翻訳をするのかにもよると思います。
私たちのようにクライアントと翻訳者の間にエージェントが入る場合には、手数料が入るので、翻訳者の方の収入は少なくなりますが、その分、都合が悪いときは断れるし、苦情も言われることがない。また、必ず校正者が入るので、訳抜けなどはカバーしてもらえる。
一方、発注元と委託契約をしている翻訳者の場合には、単価は高いけれどもそれなりの質を求められるし、質が悪ければ直接苦情が来ることもある。
最近、仕事をして思うのは、翻訳者はあくまで翻訳をするのであって、文章を書く達人ではないんだと。
それと、翻訳者は英語ができればいい、というものでもありません。特に私たちのように専門分野の翻訳の場合は、言葉そのものよりも専門知識の方が大きいのではないかと。
クライアントに頼まれるときは、「この分野の専門の方で」という言い方で依頼を受けることも多いです。
私たちが翻訳者を見るときにはまず、TOEIC950点よりも、専門分野の知識や経歴の方を重視しますもの。
とは言っても、やはり下手だとトライアルにも受からないから、これから翻訳者を目指すYちゃん、とりあえず、
・納期を守る
・専門分野を持つ
・訳はそこそこ
であれば翻訳者としての条件をクリアできるのではないでしょうか(どうかしら?)。
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