アクセス元を見てみると、
よく「翻訳」をキーワードに私の日記に
アクセスしてくださっているので、
今日は、ちょっとまじめに翻訳について書かせてください。

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オーストラリアから帰ってきたとき、
日本語教師か翻訳・通訳者で迷った末、
翻訳の道を選び、今日までやってきました。

と言っても、今では翻訳者になる夢は
とうになくなってしまいましたが。

私が入社した当時、
入社希望者は100人くらいでしたが、
私は運よく採用されました。
その時は翻訳者への道が開けたと喜び、
翻訳の勉強を始め、学校にもすこしだけ通いました。

私は翻訳者ではなく、翻訳コーディネーターとしての
採用でした。
こんなに「国際化」が進んでいながら、
翻訳コーディネーターっていう業種に携わる人って
意外と少ないんですよ。
なので、入社前にどんな仕事なのか調べることもできず、
いざやってみると・・・。

翻訳会社は、どこでもそうだと思いますが、
翻訳者になるためにはトライアルを受け、
それに受かると翻訳者として認められ、お仕事がもらえます。

翻訳者って、なれそうでなるの難しいんですよ。
同時に、なれなさそうで、なるの簡単なんですよ。

トライアルって、その分野の精通度を知るのはもちろん、
文章の上手・下手も見ます。
が、最終的な判定は、トライアル選定者の好みによるものが大きいような
気がします。

最近は、翻訳を外注に出す会社(つまり、翻訳会社のクライアント)もトライアルを行って、業者選定するところが増えています。
私達の会社も、「好み」が理由で断られたことがあります。
どういうのが「好み」なのかは、その担当者によるので
一概にはわかりませんが、
その分野をよくわかっているかというのは前提なので、
たとえ担当者の「好み」にヒットした翻訳でも、
内容として使えるものでなければ意味はないのです。

翻訳って、完成物それ自体でみた場合は、
完成物が上手であれば、上手な翻訳とみなされるけれど、
原稿と照らし合わせたときに
きちんと時制などを反映しているか、
その内容によって語調が調整されているか、
内容は理解されているか、
用語が統一されているか、
などを加味した上で、上手に翻訳されているかが判断されます。

あ、相方が起きてきたのでごはん作らなきゃ。
この続きはまた後で。。。

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