22日ころからオーストラリアの南側を通過する発達した低気圧によって、
大陸の南東部は、
70年ぶりの大規模な砂塵嵐に見舞われました。
気象予報士の勉強をしていた時、
砂塵嵐の天気図マークを覚えたんだけど(あれだけは一目で覚えた)、
日本ではなかなかお目にかかることがないマーク。
ニュースで、
Red dustと報道されているのに対し、
日本語では何だろうと考えたけど、
やっぱり「砂塵嵐」だろうなぁ。
日本でもし砂塵嵐が観測されるとしたら、
黄砂なんだろうけれど、
こちらでは、赤砂なんですよ。
昨日の朝、まだ6時台だったのに、
外が真っ赤…。
一昨日、日中の気温が30度を超える暑さになったため、
火事が起こったのか!
と思ったくらいです(うちの近所は森がないので、山火事の心配はなし)。
恐怖を覚えるくらいの赤さ(というか、オレンジ?)。
周りの人は、「赤土が舞い上がったから空が赤いんだ!」
と言っていたんだけど、
これって、波長の問題なんじゃないのかな。。。
たぶん、赤土っていうのもあるかもしれないけど、
赤土が舞ってもあんなに赤くならないでしょう…。
どなたかご存じでしたら教えてください。
家の中にいても埃を感じるくらいすごかったです。
電車に乗ったら、電車の中もとても埃っぽくて
(こちらの電車やバスはドアや窓が密閉されていない)、
息苦しかったです。
赤土は乾いているので窓などにつきにくいとは思いますが、
風が収まった今朝、
被害の大きさが徐々に明らかになり、
舞い降りた砂埃をきれいにするだけでも、
かなりの経済的損害になるのだそうです。
我が家はとりあえず大丈夫そうかな…。
真っ赤に燃えた空の色が徐々に白く、そして青く移り変わる様子を
一日眺めていましたが、
オーストラリアはやっぱり青空がよく似合います。
砂塵嵐の怖さは収まりましたが、
それと同時に勃発した、ご近所さんの夫婦喧嘩でさらに恐怖は続くのでした…。
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