子どもをバイリンガルに育てる方法
2009年4月26日 家族・子育て コメント (8)
今、一緒に日本語を教えている先生(日本人)は、
旦那さまがオージー。
よって、お子さんはハーフ。
一度、そのお子さんにお会いしたことがあるのですが、
見た目はどこからどう見てもハーフ、というか、
どちらかというと、オージー系、
(でも、お母様は、「そう?もう見慣れちゃったからわからないわ」と…)
でも、結構上手な日本語を話しています。
以前、ご自宅に電話した時、
娘さんが出たのですが、念のため英語で話したら、
「あ、少々お待ちください」
と流ちょうな日本語で返されました。
まだ小学生だというのに、「少々お待ちください」とは、なんて丁寧なんだぁ!
ちょっと気になって、その先生に、バイリンガル子育て の秘訣を聞いてみました。
先生のご家庭の場合、
旦那さまがほとんど日本語がわからないので、
旦那さまは常に英語。
先生(奥さま)は、旦那さまとお話するときは英語、
娘さんとお話するときは日本語、と使い分けているようです。
というか、それをしないと、子供が混乱してしまうのだそう。
今は、娘さんが日本語と英語の区別ができるようになったので、
たまにお母さんが間違えて英語で話しかけてしまっても、混乱しないそうですが、
そこまで持っていくにはさまざまな苦労があったようです。
お父さんがオージーだし、オーストラリアに住んでいるので、
英語をマスターするのは、特に学校に行くようになってからは楽だそうですが、
日本語を維持するのは並大抵のことではなさそう。
まわりのできごとはすべて英語で起こっているのに、
なんで会話を日本語でしなければいけないのか
というジレンマが起こることがあるとのこと。
学校が地元のオージーの学校なので、
友達との会話は自然と英語。
英語はぐんぐん伸びる。
でも、日本語は家でしか使わないから、
英語と日本語の成長の比率は、どんどん差が出てきてしまう。
ただ、娘さんの行っている学校では、
第一外国語として、日本語が選択できるそうで、
そこで日本語に触れ(でも、娘さんには簡単すぎる内容…)、
さらに、「土曜校」と言って、日本の背景をもつお子さん対象にした日本人学校が週末にあるので、
それに通って、日本語は保たれているそうです。
両親のどちらかが日本人でも、
こちらに住んでいると、やはりまわりは英語、
せっかく仲良くなった友達ができても、日本語で話すことはまずない。
そういった事情から、
学校にあがると、日本語を拒否し出すお子さんもいらっしゃるそうです。
ハーフだから、両方の言語を話すようになるかというと、
必ずしもそうではないみたいです。
両方とも同じくらいのレベルで話したり、書いたりできるようになるには、
相当の時間と労力を使うようです。
先生のご家庭は、お母さん(先生)ご自身が
日本語教育に携わり、しかもシドニーでも先頭切っていろいろご活躍なさっている方なので、
娘さんも積極的に日本語に触れる機会があるのだそうです。
私は、長いこと英語習得にえらい苦労した身なので、
ハーフだと、両方の言語を自由に操れるんだろうな~(うらやましいなあ)、
とプラスの面ばかりとらえてしまいましたが、
常にそういうわけではなく、
ハーフの本人も、そして子供を支えるご両親にも
実はものすごい時間と努力が必要なのだと教わりました。
日本でも、バイリンガル教育が盛んだそうですね。
小さい時から英会話教室に通ったり、英語の教材を家で見せたり。
私もそういうのにあこがれていたのですが、
私にはバイリンガル教育は無理だろうな、と
その先生のお話を聞いてふと思いました。
主人は結構反対。
日本語もろくにわからないうちから両方やらせたって無理!って。
その通りでございます…。
それより、
こちらに来てから、日本語を話したり聞いたりするのはほとんど私と、という旦那は、
最近、やや女言葉になりがち。
私も私で、
日本語を教えるようになってからは、「わかりやすい言葉で」を心がけているため、
日本語が若干不自然になりがち。
夫婦そろって、日本語正せ!って感じですよね。
旦那さまがオージー。
よって、お子さんはハーフ。
一度、そのお子さんにお会いしたことがあるのですが、
見た目はどこからどう見てもハーフ、というか、
どちらかというと、オージー系、
(でも、お母様は、「そう?もう見慣れちゃったからわからないわ」と…)
でも、結構上手な日本語を話しています。
以前、ご自宅に電話した時、
娘さんが出たのですが、念のため英語で話したら、
「あ、少々お待ちください」
と流ちょうな日本語で返されました。
まだ小学生だというのに、「少々お待ちください」とは、なんて丁寧なんだぁ!
ちょっと気になって、その先生に、バイリンガル子育て の秘訣を聞いてみました。
先生のご家庭の場合、
旦那さまがほとんど日本語がわからないので、
旦那さまは常に英語。
先生(奥さま)は、旦那さまとお話するときは英語、
娘さんとお話するときは日本語、と使い分けているようです。
というか、それをしないと、子供が混乱してしまうのだそう。
今は、娘さんが日本語と英語の区別ができるようになったので、
たまにお母さんが間違えて英語で話しかけてしまっても、混乱しないそうですが、
そこまで持っていくにはさまざまな苦労があったようです。
お父さんがオージーだし、オーストラリアに住んでいるので、
英語をマスターするのは、特に学校に行くようになってからは楽だそうですが、
日本語を維持するのは並大抵のことではなさそう。
まわりのできごとはすべて英語で起こっているのに、
なんで会話を日本語でしなければいけないのか
というジレンマが起こることがあるとのこと。
学校が地元のオージーの学校なので、
友達との会話は自然と英語。
英語はぐんぐん伸びる。
でも、日本語は家でしか使わないから、
英語と日本語の成長の比率は、どんどん差が出てきてしまう。
ただ、娘さんの行っている学校では、
第一外国語として、日本語が選択できるそうで、
そこで日本語に触れ(でも、娘さんには簡単すぎる内容…)、
さらに、「土曜校」と言って、日本の背景をもつお子さん対象にした日本人学校が週末にあるので、
それに通って、日本語は保たれているそうです。
両親のどちらかが日本人でも、
こちらに住んでいると、やはりまわりは英語、
せっかく仲良くなった友達ができても、日本語で話すことはまずない。
そういった事情から、
学校にあがると、日本語を拒否し出すお子さんもいらっしゃるそうです。
ハーフだから、両方の言語を話すようになるかというと、
必ずしもそうではないみたいです。
両方とも同じくらいのレベルで話したり、書いたりできるようになるには、
相当の時間と労力を使うようです。
先生のご家庭は、お母さん(先生)ご自身が
日本語教育に携わり、しかもシドニーでも先頭切っていろいろご活躍なさっている方なので、
娘さんも積極的に日本語に触れる機会があるのだそうです。
私は、長いこと英語習得にえらい苦労した身なので、
ハーフだと、両方の言語を自由に操れるんだろうな~(うらやましいなあ)、
とプラスの面ばかりとらえてしまいましたが、
常にそういうわけではなく、
ハーフの本人も、そして子供を支えるご両親にも
実はものすごい時間と努力が必要なのだと教わりました。
日本でも、バイリンガル教育が盛んだそうですね。
小さい時から英会話教室に通ったり、英語の教材を家で見せたり。
私もそういうのにあこがれていたのですが、
私にはバイリンガル教育は無理だろうな、と
その先生のお話を聞いてふと思いました。
主人は結構反対。
日本語もろくにわからないうちから両方やらせたって無理!って。
その通りでございます…。
それより、
こちらに来てから、日本語を話したり聞いたりするのはほとんど私と、という旦那は、
最近、やや女言葉になりがち。
私も私で、
日本語を教えるようになってからは、「わかりやすい言葉で」を心がけているため、
日本語が若干不自然になりがち。
夫婦そろって、日本語正せ!って感じですよね。