だいありーのーと

2001年10月8日
こんばんわ。今日ホリデーから戻ってきました。ホリデー中はホームスティとツアーに参加しました。実はホリデー中日記をつけていなかったので今から日記をつけようと思います(メモだけとっていた)。その前にアンパッキングをしなければ行けません…。
ホリデー中はオーストラリアの大自然に触れるとともに、色々な国の人と出会いました(日本人も)。今日インターネットを見たら戦争が始まりそうだという記事が載っていました。休暇中もそれについてかなり心配だったのですが、色々な人との出会いを通して、ますます世界平和を願うばかりです。どうか戦争に発展する前に平和が訪れますように。
日記は今週中には更新したいと思います。いつも日記を見てくださっている方々、どうもありがとうございます。
明日から最後の学期が始まります。ホリデー中も生徒のことが頭から離れなかった(特にY12の生徒)ので、明日が待ち遠しいです。

Have a nice holiday

2001年9月21日
こんにちは!今日で2学期目が終わりました。早いものです。ついこの間ホリデーから戻ってきたばかりだと思っていたのに。
今学期はアシスタントとして先学期よりもちょっと違ったことにチャレンジしましたが、結局それが生徒のためになったのかどうかはわかりません。この学校は、話で聞いていた「日本語教師アシスタント」と違っていて、「楽しみのための日本語」というよりはむしろ「受験のための日本語」という感じが強いように思われます(といっても、日本の受験対策のように、「読み書き」けに力を入れるわけではありません)。同じエージェントから派遣されたメンバーによるマンスリーレポートを読んでも、ゲームをしたり(もちろんゲームはするけれども、友人がしているような「文化の一面を見る」ものではなく、「(単語などを)覚える」ためのもの)、歌を歌ったりという内容の授業はありません。日本語教師(もしくはそのアシスタント)を目指していらっしゃる方には参考になるかわかりませんが、殆どの学校において同じような教育をしている日本とは違って、学校によってまちまちということは言えると思います。
それとオーストラリア政府が日本語教育に財政の一部を使うのは無駄だとの見解を述べたそうで、これから先、オーストラリアでの日本語教育はどうなるかわかりません。でも、アジア系留学生が多いため、大丈夫だとは思いますが。
私は今晩から水曜日まで、寮のスタッフの方のお宅にお邪魔します。そしてエアーズロックに1週間、グレートオーシャンロードに3日間行きます。エアーズロックには電車で行くのですが、メルボルンから2日くらいかかります。エアーズロックには3日間しかスティしませんが、そこはオーストラリアの醍醐味とも言える場所。じっくり味わってきたいと思います。帰ってきたらお土産話ができればいいな、と思います。
日本は秋ですね。徐々に寒くなっていくと思いますので、お体には気をつけてくださいね☆★

Very Special Kids

2001年9月16日
 現在9月19日夜1時前です。日曜日から更新を何度も試みたのですが、なぜかアクセスできず今日になってしまいました。
 先週はいろいろな事件がありました。まずアメリカのテロ。その余波がここオーストラリアでもあったようです。それと同時にオーストラリアの航空会社アンセット倒産によりオーストラリア社会経済に影を落としました。日本ではアンセットはニュースになったのでしょうか。yahoo japanでそれについて調べようとしたけれど載っていなかったのですが。アンセット事件によって、私たちの学校で計画していた日本旅行が中止になってしまいました(しかも出発前日にアンセット倒産のニュース!生徒達がかわいそうでなりません)。
 昨晩1オーストラリアドルが50円を切ったそうです。先月1ドル65円の時にシティバンクからお金を引き出したのですが、今日の昼間1ドル59円だったのでまた1000ドル引き出してしまいました。
 それと、近況報告としては、SBSという国営の外国語放送局で若者向けのラジオ番組制作にボランティアとして参加することになりました。今回の日記の最後の方にちょこっと載っているのはそのSBSのことです(ちなみにオンエアはちょっと前でした。)
 さて、以下は日曜日の日記です。
 夜中、寝坊しないかと心配で何度も目が覚めてしまい、あまりよく眠れませんでした。
 朝7時に寮を出発!風が強くて、いつも静かな海も今日は波が出ていて穏やかではありませんでした。天気を心配しつつAlbert Park Lakeへ向かいました。前回場所がわからず迷ってしまいましたが、今回は無事に時間前に辿り着くことができました。
 風が強いのに参加者は多くて、今回もお年寄りや、乳母車を押している人など色々な人が参加していました。今日はVery Special Kids Pursuitというマラソン・ウォーキングイベントでした。これは、難病を抱えた子供達のためのボランティア団体が資金集めの一環として行ったもののようです。5キロマラソン/ウォーキング、10キロマラソンの計3種目があり、私は5キロウォーキングに参加しました。みんな友達同士、家族などで来ているのに、私は一人で、歩いている間寂しかったです。しかも、他の人は車で来ていた人が多く、私のように電車を使ってきた人は手荷物を持ちながら歩いたので、寂しさと恥ずかしさとありました。ここでもまだ風は強く、今日はLake上でボートをする人や、水遊びをする鳥達の姿もありませんでした。そうそう、歩いている途中で(Lake前の大きな道で)、「動物横断」の黄色い標識が出ていました。写真に収めたかったけれど、わざわざ立ち止まって撮るのも恥ずかしかったので止めました。シティのこんな所でものんびりと横断する動物がいるの!?奈良の鹿を思い出したけれど、それよりももっと自然なものとしてこちらでは受け入れられているんだろうな。
 結局、5キロウォークはAlbert Park Lakeを1周してゴール。私は52分52秒でゴールしました。今回のコースは一般道路(また、F1のコースでもある!!)を使ったこともあって、歩きやすかったし、それに警備員さんもいて本格的でした。ゴールしてからショーバッグ(スポンサーからのお土産)を貰い、豚の貯金箱を記念に買って、そのままAlbert Parkを後にしました。本当はもっとゆっくり景色を楽しんでいきたかったけれど、風が強かったので…。
 その後はシティに行きました。時間つぶしのためにフリーシティサークルトラムに乗って、シティを4分の3周しました(案内人みたいな人が乗っていて、通り過ぎる建物などを紹介してくれたので、ついつい居座ってしまいました)。シティにはもう何度か足を運びましたが、自分の足で歩いてみたかったのであまりとラムにお世話になることはありませんでした。今日初めて赤いトラムに乗りましたが、なんだか、ディズニーランドに走っていそうな1両電車でした。「交通機関」とはまた一味違うので、ぜひ乗ってみてください。きれいではないけれど、「歴史」を感じます。シティでは、ホリデー中の宿を予約したり、エアーズロックではくジーンズ(日本から持ってきたのはもうはけない…もうオージー体型です)を買ったり、チャイナタウンのフードコートでお昼を食べたりしました。シティで安く食事を済ませるのであれば、チャイナタウンはお勧めです。ただし、よく中国人に間違えられて中国語で話し掛けられますが。
 3時にSBSでレコーディングがありました。テーマは「音楽」と「憲法第9条改正と日本政府に対する若者の意見」でした。今日はお互い慣れてきて、リラックスしたムードでレコーディングできました。第一回目は火曜日に放送予定です。それにしても、編集などの技術ってすごいんですね。編集の現場に立ち会ったのは初めてです。

 久しぶりに朝5時頃起きました。先週よりも30分早くここを出なければなりませんでした。生徒と3人で誰よりも早く、今日は学校の門を開けました。昨日の雨のせいか、それともただ単に朝だからか、外は寒かったです。でも、朝6時半でも少し明るかったです。やはりもう季節は段短と変わっていっているのですね。
 行きの電車の中で痴漢に遭いました。いわゆる露出狂なる人です。若い女の子しかいないのをいいことに…なぜか私達の近くの扉から乗ってくる人は全然いなくて、助けを求めるにもだめで、かといって他の車両に移ると何をされるかわからないので(麻薬をやっていそうな人だったから)、私達はとりあえず大人しく座っていました。
 シティには8時前に着き、そこからトラムに乗りました。今日のスピーチコンテストは、正式には“日本語弁論大会2001(Victorian State Final 32nd ANNUAL JAPANESE LANGUAGE SPEECH CONTEST)”、会場はあのイアン=ソープが通っていたWesley Collegeです。どんな学校かはスピーチコンテストの会場しか見なかったのでわかりませんが、「生徒の入学待ち」があるほどの人気。シティに近いのに静かな環境の中にあって、人気の理由イアン=ソープばかりではないようです(と言っても、やはり一番の宣伝効果は彼。日本人も私達の学校以上に多いみたいです)。
 さて、このスピーチコンテストは大きく2部門に分かれていて、午前中にSenior Section、午後にOpen/Background Sectionとなっています。そのうち、私達の学校からは前者に一人参加しました。また、前者Senior Sectionは更にA・B Divisionがあり、Bには日本に1年以上の留学経験がある人が参加します。Aには17人、Bには6人出場しました。みんなビクトリア州内でも、日本語の成績はトップクラスの生徒ばかりです。まず、B Divisionから始まりました。外国語の普及が日本人の文字離れを進めてしまったのではないかということを論じた人、和洋折衷が悪い意味でもてはやされているのではないかということを論じた人、日本での体験談を論じた人など、それぞれ違ったテーマが出て、興味深かったです。日本に留学していたこともあって、日本語はかなり流暢でした。そして、A Divisionの方では、オーストラリアの食生活の変化を論じたり、ロボットペット‘アイボ’について論じたり、カラオケ人気の秘訣はボックスの中で性行為ができるから・日本社会のストレスから解放される一時の楽しみになるからということを論じた生徒もいたり、日本語を好きになったきっかけが漫画だったことを話してくれたり、日本の生徒はもっと先生や両親とコミュニケーションを図るべきだと論じたり、厚底ブーツの人気の裏は‘目立ちたい’心理が潜んでいることを述べたり、コギャルについて論じた子もいたりと、実にバラエティに富んでいました。話題となった『Pearl Harbor』の真実を語った子はグランプリになりました。全体的に、日本の文化を論じるものが多かったです。一人2分以上3分以内と制限があったため、内容もうまくまとまっていました。私が中学の時に英語のスピーチコンテストに参加した時のことを思い起こすと、彼女達はそれよりもずっと内容の濃いものを論じたと思います(まあ、「弁論大会」というくらいだから格が違うか…)。それと、気づいた点として、アジア人留学生の参加があったことと、「どう思いますか」と疑問を投げかけて終わる生徒が数人いたこと、服装がラフだったことが挙げられます。
 結局、私達の学校からは入選しなかったものの、彼女はこのスピーチコンテストから多くを学んだそうです。一昨日行われたものよりは良かったのですが、やはり場慣れしていないため、人前に出るだけでものすごいプレッシャーがかかるそうです。私は人前に出て話すことが好きですが、それでも緊張はつきもの。小さい頃からバレエやエレクトーンの発表会、学校行事での司会を務めることもあり、それなりに場数を踏んで来ているつもりでもいざとなると緊張します。今はその緊張感を楽しめるようになり、よけいに人前に出て話すことが好きになりましたが、彼女にもそれを恐れず、楽しんでもらえたらな、と思います。
 その後はシティでインドネシア料理(彼女はインドネシア人)を食べに行きました。インドネシアレストランに行くのは初めて♪スパイシーだけど、おいしかったです。ちなみに今日のメニューはEmpek-empekというかまぼこが酢の中に浸っているものと、Cendolというココナッツミルクフレーバーのジュースです。
 朝早いと一日が長く感じますが、その分得した気分にもなります。
 それと、HP上でアルバムを公開しています。よかったらそちらもどうぞご覧下さい。

●今日の発見●
・トラムの車掌さんはお腹がすいたら信号で止まっている時にパンを食べたり、トイレに行きたくなったら近くのトイレに入ったりと、日本では考えられない光景を目にします。
・こちらの人はシャーペンをよくくわえるようです。それと、シャーペンについている消しゴムをよく使います。(シャーペンについている消しゴムは消えにくいので)日本人はあまり使わないですよね。日本人がこちらに来て驚くことの一つのようです。

Run Around The Lake

2001年9月2日
 朝方は少し霧がかかっていたものの、1日通してとてもいいお天気に恵まれました。
Run Around The Lakeというイベントに参加するため、朝早くシティに行きました。生まれて初めてタクシーに一人で乗りました(日本でも一人タクシーはない)。朝7時18分Frankston発の電車に乗ったのですが、朝早く、しかも日曜日だったので、Flinders Street Stationまで人が殆ど乗って来ませんでした。シティでも朝8時半となると全く人がいません。シティからイベント会場までトラムに乗っていかなくてはいけないのですが、私はトラムにあまり詳しくなくて、通りがかりの人や運転手さんに聞いたのですが、パンフレットという大きな忘れ物をしてしまったため、自分でもどこでそのイベントが行われるのかわからず、とりあえずそれらしき所までトラムに乗っていきました。しかし!降り立った所には誰も人はおらず、されど時間は9時を過ぎていました。どうしよー!と駆け回って道行く人に聞いてみたのですが、誰も知らない(と言っても、会ったのはたった3人)。歩き回っているうちに、スタート時間の9時半を過ぎてしまいました。どうやら私は違うトラムに乗ってしまったようです。けれども、スタッフの方にもこの件でお世話になったし、朝早く起きてわざわざシティに来たし…せめて会場だけでも見て帰るぞ!と思ってひたすらAlbert Lakeを目指して歩きました。トラムは20分おきくらいにしか走っていないので、自分の足を頼りに歩いていると、途中、Melbourne Central、Myer、Daimaru、Parliament Stationなど見慣れた駅も通過しました。ついにSpencer Station Stationまで来てしまい、やはりトラムを使うことにしました。目的地へ向かうはずのトラム12に乗って10分ほどした頃、ゼッケンをつけたランニングを着た人が何人か見えて慌てて降りたらそここそが私が目指していたAlbert Park Lakeでした。時計を見るともう11時前でした。とりあえずレセプションに行ってエントリーの可否を聞いたら、2分前にスタートしたばかりの人がいるから参加はできると言われ、嬉しくなってエントリーしました。エントリーナンバーは891番。本当は10キロのウォーキングに参加したかったのですが、時間が遅かったので、5キロの方に参加することにしました。全体で1200人くらいエントリーしたそうです。
 けれども、その大会は私が予想していたものとはかなり違いました。年齢制限が特になかったためか、とても小さい子からお年寄りの方まで実に色々な方が参加していました。中には乳母車を押しながら参加している人もいました。私がびっくりしたのは、ウォーキングもランニングも同じコース、スタート時間であったこと、路上には一般人たくさんいたこと、警備員みたいな人がいないこと(公園内だったから安全には変わりないのですが)、アジア人が殆どいなかったこと、ユーターン地点が明白でない、など…。まあ、スタート時間が9時半なのに11時でもエントリーを受け付けているくらいだから、こういうところがオーストラリアっぽいな、と思いました。一人でてくてく湖の周りを歩きました。昨日とは打って変わってとてもいいお天気でした。湖の上にはたくさんの鳥達が羽を休めていたり(アヒルが水中で逆立ちしているところも見ました)、カヌーの練習をしている人がいたり、日差しで輝く湖とともにとてもすてきな景色でした。歩いているうちにゼッケンをつけた人が殆どいなくなり、不安になって足早にゴールへ向かいました。すると、会場は片付けに入っていて、ギリギリのところで記念Tシャツと証明書みたいなものを受け取ることができました。ただ、予定以上の参加者だったそうで、参加賞はもらうことができませんでした。残念…。(それにしても、参加者全員がゴールしたか否かを確かめずに大会を終わらせてしまうところもオーストラリアっぽいです)
 その後、トラムでシティに行き、ツアーの申し込みを済ませ、昼食を食べて(かなり食べました)帰路に着きました。それでもまだ1時半…。今日は朝が早かったためか、半日過ぎるのがとても遅く感じました。
 帰ってから1時間半くらい横になったのですが、それでもまだ疲れがとれません。眠くはないのですが足がだるいです。たまに運動するとこうなってしまうからいけませんよね。継続させなくては。また次も参加したいと思います(予定では16日)。
 今日は日本語情報誌を読んで寝よう…。

●今日の発見●
・タクシーの初乗り料金は2.80ドル、呼び出し料金は1.1ドル、ちなみにタクシーのドアは手動です。
・今日はオーストラリアでは父の日。でも話を聞く限り、母の日ほど大切ではなさそう。

●今日の出費●
・交通費:15.35
・食費:  6.30
・雑費:  2.20
・娯楽: 20.00
合計: 43.85ドル


 こんにちは。先週は毎日風が強くて寒い1週間でしたが、私はイソジン嗽で毎日元気です!皆様はいかがおすごしでしょうか。
 去年のちょうど今頃、渡豪を考え始めました。正式に決めたのは9月の中旬でしたが、あれからもう1年も経ってしまいました。月日が経つのは本当に早いものです。以下は昨日の日記です。次のホリデーの見通しが立ちました。2週間のホリデーは短いです〜。
 朝早く寮を出て、お医者さんに行きました。
 その後、シティのバックパッカーズに行き、エアーズロックツアーの申し込みをしました。いつも混んでいるジャパンバックパッカーズセンターですが、昨日はなぜかすいていました。待ち時間1時間くらい覚悟して行ったのですが、すんなりと手続きが済み、ついでにバックパックを買いました。毎週シティに行くとどうしてもお金を使ってしまうし、シティに出るのも面倒なので、思い切って買ってしまいました。日本ではいくらくらいするのかちょっとわかりませんが、こちらでは相場は150ドル(10000円前後)。私が買ったのは女性用の比較的小さいものだったので、99ドルでした。今日はすぐに帰るつもりだったので、お昼ご飯は、病院からシティに向かう途中パンとフルーツを買って、トラムの中で食べました。だからお腹が減っているわけはない!けれど、先週、ベトナム料理を食べた時にエッグヌードルが普通のラーメンだということを知らずに頼んでしまい、悔しい思いをしたので、今日もう一度チャレンジしました。確かTa pin luというのがベトナム独特のヌードルだった気がします。私はそれにチェストをつけてもらいました。寮に帰ってから気づいたことですが、私が行ったベトナム料理はまずくて有名だということでした。FrankstonやMt.Elizaにももっとおいしいベトナム料理があったそうです!何も今日頑張ることなかったみたい…。
 帰りの電車の中でまたしても眠ってしまいました。だめだと思いつつも、睡魔には勝てません。自宅生はあまりシティには行きません。なぜって電車が危ないから。地元の人でさえ危ないというのに私はなんて危険なことをしているのでしょう!
 今夜は生徒のバースデーパーティー!!寮からは私の他に2人行きました。私にとって初めてのバースデーパーティー(注:オーストラリアで)。しかも18歳という記念すべき年のパーティーなので何を着ていいのかわからず、ピンクの7分袖のブラウスに黒のスカート。二つともおニュー(夏服だもの)です。そして、久しぶりに(4ヶ月ぶり)マスカラをしました。生徒もかわいくドレスアップしていざパーティーへ。タクシーで30分ほどの所にあるクラブでパーティーは開かれました。ところがラフな格好の子が多く、ちょっとびっくり。それはダンスをするからです!着いたら早速ダンスが始まりました。みんなうまいんですよ〜。大人しいイメージのあった生徒もすっごく上手に、しかもかっこよく踊っていて見とれてしまいました。曲を知らないこととサンダルで行ったこともあって、私はあまり踊れませんでしたが、ぜひぜひ生徒からダンスを習いたいものです!今日のパーティーは日本語をやっている生徒と彼女の親友の、合同バースデーパーティーでした。プレゼントに何をあげていいのかわからず、無難なところでガラスの置物をプレゼントしました。それとカードをつけて。カードには日本語と英語のメッセージと、折り紙で折ったピカチュウを添えました。私達は12時頃会場を出て、12時半頃寮に戻りました。薄着でしたが体はぽかぽか!また行きたいなぁ〜!!
 
●今日の発見●
・こちらのテニスコートは、(軟式がないせいか?)クレーのコートが少ないです。こちらに来て、クレーコートを見たことがありません。
・電車やトラム内で何か食べたり飲んだりすることはこちらでは珍しいことではありません(だから私も今日は堂々とパンを食べてしまいました)。
・特に駅構内のトイレに多いのですが、長居しないようにするためのものなのか、理由はよくわかりませんが、照明が青い所が多いです。
●今日の発見番外編●
・今日キャミソールを着ようとしたらピチピチ。私は腕は比較的華奢な方(唯一腕だけは細い)だったけれど、キャミソールを着た自分を見て愕然…、まさか腕にまで脂肪が行き届いてしまっているなんて…。絶体絶命!
●今日の英会話●
「調子に乗らないで!」→Don’t push your luck.
●今日の出費●
今日は旅行の費用が入っているのでかなりの高額でした。これなら日本まで往復できるよ〜。
・交通費:            308.80
・食費:              9.85
・雑費:             258.90
・宿泊費:            48.00
・娯楽費(エアーズロックツアー):380.00
             合計: 1005.55ドル

 この2週間とても忙しくてあっという間に過ぎてしまいました。今日で大体私の日本語教師アシスタントとしての生活が半分過ぎました。過ぎてみればやはりあっという間です。このタームも半分過ぎてしまいました。Time goes by so quick.
ところで今日はインターナショナルアセンブリー!
 私達の学校には海外からの留学生が多いので、毎年この時期になると各国の伝統的なダンスや歌を披露するアセンブリーが開かれます。といっても、留学生以外、今日がインターナショナルアセンブリーだと知っている人はあまりいないのですが。
 いつも通りアセンブリーは2時間目の後に行われました。昨日リハーサルの時に準備が終わっていたので、今日は着替えるだけでした。今日のアセンブリーの場所はジムで、ワードルハウスからも生徒が来ていました。毎回アセンブリーには参加しているけれど、前に立つのは初めて。人前に立つのは凄く好きだけれど、何せ相手の国がばらばらなのでちょっと緊張しました。
 まず、中国から。中国は、衣装を身にまとい、伝統的な音楽に合わせてダンスをしたり、中国独自の楽器を演奏したりしました。次はタイ。タイはみんなが衣装を着て(お姫様みたいだった)、やはり独特の楽器に合わせて、タイの遊びを披露しました(日本の“けんけんぱ”に似ている)。そして次は日本。私達は「How to deal with a groper」から始まって、日本のmartial arts空手を披露しました。なぜ空手かというと、日本人の先生が空手(黒帯)をなさっているので、ぜひそれを見せようということから空手を選びました。日本人は生徒9人、先生2人、そして私の計11人。一人の日本語の先生に痴漢役を頼んだのですが、先生が今日ご病気でいらっしゃれなかったので、私が急遽痴漢役をすることになりました。設定場所は電車の中(ちゃんと電車の音付き)。トレンチコートを着てサングラスをかけた私が、白いコートを着た一見お嬢様風の格好をした先生の方へ近づき、お尻を触って…。そこで先生がコートを脱ぎ、胴衣姿で技をかけて私(痴漢)を撃退!そして日本の伝統的な音楽に合わせて浴衣を着た生徒達がおしとやかに登場。次に音楽がロッキーのテーマに変わり、生徒達は準備体操をし、先生を先頭に空手の型を披露!浴衣と真剣に型を披露している姿がマッチしなくて見ている側は大笑い!型を見せた後は、二人一組になってトイレットペーパーを板に見せかけ、掛け声と共にトイレットペーパーを切りました。そこでまたどっと笑いが起こりました。そして極めつけは先生の本当の板割り。けれども1回で割れず、3回目で割れました。先生は恐縮なさっていましたが、かっこよかったです。怪我を伴うため、よほど集中していないと割れないとのこと。みんなで「ウッス!」と挨拶(?)をしてから、再び伝統的な音楽と共に去っていく…。こんな感じでした。
 その後は、韓国のダンス、インドネシアのダンス&歌を見ることができました。外は凄い雹が降っていたけれど、ジムの中は雹に負けないくらい盛り上がっていました(多分)。
 アセンブリーの後、廊下ですれ違う人に、「Well done!」と言われ、中には「Japan is the best of all」と言ってくれる人もいました。嬉しかったです(ちなみに、私の出番は最初の数十秒だったのに、それでもよくやった、楽しませてもらったと言って頂いて今日は有頂天でした)。
 アセンブリーが終わってから気が抜けてしまいました。あまりインターナショナルステューデントが活躍する場がないので、こういう場は彼女達が活躍できるとてもいい場だと思います。どの国の人も伝統的な衣装を着ていたけれど、日本の浴衣以外は、こういうイベント以外で着ることはないとのこと。私が今まで思い描いていた「アジアの各国像」がちょっと崩れたような気がします。けれども、私もアセンブリーに参加することができたし、その普段は着ないという珍しい(?)衣装も見ることができたので、とても楽しかったです。
 本当言うと、オージーに私達日本の意図(私達は最初からウケ狙いでした)を分かってもらえるか心配でしたが、アジア人にも、オージーにも楽しんでもらえて、私達自身も充実したアセンブリーだったと思います。ちなみに、こちらでは日本人=着物という考えは定着しているのですが、浴衣という衣装は言葉すら知らない人が多いので、それも評判が良かったです。Well done! JAP!

●今日の発見●
・レストランに行った時、頼んだものが口に合わなかった場合(例えば、ステーキの焼き具合がミディアムで頼んだのにちょっとローだった場合など)には、あまりクレームをつけない方がいいとのこと。そのまま食べるか残すか、がいいそうです。全てがそうとは限りませんが、クレームをつけた場合、より悪いものが出てくることがあるそうです。
●今日の英会話●
アセンブリーではみんな興奮していました。
「落ち着いて!」→Calm down!

国際理解

2001年8月10日
 朝からとってもすばらしい日でした!風もなく、天気も晴れていました。こんな日がこれからも続けばな!
 今日は3時間スペアでした。例の日本文化の紹介文を考えていました。文法に拘るとなかなか先に勧めないんですよね…。やっぱり今日も終わりませんでした。
 さて、今週は日本にとって歴史の節目。Y5とY8で広島の原子爆弾について書かれた絵本を読みました。いつも授業中の雰囲気がそわそわしている両クラスですが、今日は誰もが聞き入っていました。表情はみんな真剣。日本は昔、オーストラリアを襲撃したことがあるので、生徒の方からその話を出してくるのではないかと不安でしたが(それに対する考え方を述べられるほど私の英語は凄くない)、生徒達は原爆そのものにも、またその本の主人公のその後にも興味を示していました。そして、(毎年この時期には千羽鶴を折って戦争で亡くなった人を悼む、という話をして)みんなで鶴を折りました。生徒達は鶴を折るのが楽しかったようで、今日の授業は私も楽しむことができました。それにしても、実は半分以上の生徒が折り方を知りませんでした。折り紙を全く知らない子もいれば、私以上に色々な折り方を知っている生徒もいて面白いものです。
ところで、日本人の生徒からこんな話を聞きました。以前彼女は歴史の授業の時に、日本がオーストラリアを襲撃したという事実を学んだそうです。その時、彼女はクラス中から避難を浴びたそうで肩身が狭かったと言います。
歴史の中で戦争というこの上ない惨忍な時代がありました。私はそういう時代に生まれ合わせなかったことをとても幸せに思います。けれども、今特に日韓で問題になっているように、戦争に関係しなかった私達の世代でも、自分の国の歴史に対して目をそむけることは良くない、むしろ恥ずべきことだと思います。実際今自分自身があるのもそういう歴史があってこそ(そういう意味でも、自分自身を大切にしたいです)。この冬ヨーロッパに行った時に、ドイツが自国の戦犯について隠すことなく観光客に歴史の1シーンを公開していました。そういう姿勢って日本にはないですよね。今日本の国会では首相の靖国神社参拝でかなりもめているようですが、靖国神社参拝問題がどういうものなのか理解している人もそんなに多くないだろうし、そもそも歴史を隠蔽するような日本の態度にも批判は集まるばかり。「国際化」を叫んでいる日本(しかもG7の一員となっているほど国際的には大きな位置を占めているのに)って、他の国からどう思われているんだろう。国際化を進めるほど、生徒が経験したようなことはこの先も起こると思います。私自身ここでは肩身狭い思いをすることはありませんが、世界的に見たら、日本はまだまだ小さな国なのかも知れないな、と思いました。まだ日本には世界に門戸を開くような器は整っていないのではないでしょうか。
 とてもいい天気だったので、Mt.Elizaまで買い物に行きました。ついでに郵便局に寄って新しいポストカード(たまる一方…)も買ってしまいました。こちらは何から何まで大きい上に安いので、日本に帰ったらものすごくケチになってそうです(日本のものは高くて小さいから)。
 ディナーの後、シアターで『The wedding planner』を見ました。映像があったので内容はつかめましたが、言っていることが未だによく理解できません。周りの人が笑っているシーンも私はシーン。寂しいものです。

●今日の発見●
・日本のお菓子って一つ一つ(アメなど)包み紙がしてありますよね。よく考えてみたら、私が小学生の時、可愛い包み紙があったらコレクションしていたものでした。今日Y8の生徒が日本で買ったお菓子の包み紙を大切にとってあるのを見せてくれて初めて気づきました。
・今は親日派の人が多いようだけれども、戦争経験者の人の中には反日派の人もいます。オーストラリアに来るまで、日本がオーストラリアを戦時中攻撃したことがあったことを私は知りませんでした…。国際化って、そういう歴史も含めて理解しなければならないのだと改めて思いました。
●今日の英会話●
「映画が始まるまであとどれくらい?」→How much time is there before the movie starts?
●今日の出費●
・食費:    9.60
・ポストカード:9.90
・雑費:    3.00

海の見える町

2001年8月4日
 これを記している時間は5日の0時10分です。今は雨がしとしと降っていますが、日中はとてもお天気が良く、暖かな1日でした。
 今日は先学期、寝込んでしまったがために実行できなかった「walk to Frankstone」を実行しました。経験した生徒によると、行きは50分ほどかかるそうですが、私は一人で行ったので、のんびりと途中ビーチに寄りながらFrankstonに向かいました。ビーチではカップルや家族で来ている人が結構いました。カップルと言っても、熟年のご夫婦ばかりです。日本ではあまり見られない風景ですよね、老夫婦が手をつないでビーチを歩いている姿とかって。オーストラリアだなぁと実感した一瞬でした。また、海と空との境界がわからないくらいに青い風景が広がっていました。海辺を歩きながら景色を楽しんで、1時間半ちょっとかかけて目的地のFrankstonに着きました(いつもはバスを使って通る道を今日は歩いてみて、バスからはわからなかったお店を知ることができました。また、色々な花々が咲いていました。たんぽぽも綿毛になっていて、もう冬はさよならかな、と思いました)。こちらに来てから「歩くこと」をしていなかったので、知らないことだらけです。
 Frankstonでは、洋服を買いました。だって、日本から持ってきたパンツが全部入らないんだもの〜。やせるの待っていたらいつになるかわからないから買ってしまいました。Frankstonには大きなショッピングモールがあって、シティに行かなくても殆ど揃います。ないものと言えば、各国のレストランくらいかな。帰りは荷物があったのでバスで帰りました。
 夕食後は生徒からフラフープを譲ってもらって、それで遊びました。ダイエットの一環です。でも、そのフラフープはすごく軽いのでダイエットに貢献してくれるかわかりません。
 明日は資格の勉強しようかな。でも日本語見たくない…。最近資格をどうするか迷い中です。

●今日の発見●
・欧米人の平均入浴時間:6分
・こちらは全てが洋式トイレなのに、日本の洋式トイレみたいにトップに手を洗うものがついていません。ウォシュレットも一般的ではありません。
●今日の出費●
・衣類: 70.50
・交通費: 1.00
・食費: 15.70
・雑費: 12.00
合計: 99.20ドル


100日経過

2001年7月30日
 日中は外でも薄手の上着で充分なほど暖かな日でした。
 最近、朝食は部屋にある食料や冷蔵庫のヨーグルトで済ましてしまうことが多いです。ダイニングルームまで行くのが面倒になってきました…。
 周りでは風邪が流行っています。先生方も生徒も結構風邪をいいているのです。私は?毎日イソジン嗽で咽喉がやられることはありません。オーストラリア国花(=冬の花)が段々枯れ始めているのでそろそろ冬も終わり…かと思いきや、そうでもないようです。
 今日のお昼はスタッフルームへ行って、思い切って隣りに座っていた先生に話し掛けてみました。たまたま、その方が生徒のお母さんでしたので話がしやすかったです。それと、今日は私がオーストラリアに来て100日目ということで話題があったので、それを会話で使い回していました。毎日寮を出る時に会話の種を見つけてから出掛けたいものです。そうしたら、ちょっとは気楽に会話が出来るかな。
 放課後、ジムに行って自転車こぎをしました。肥満気味で体がやばいです。自転車こぎをしていたら、体育の先生が、昼休みにやっているバドミントンクラブの練習に誘ってくださいました。この学校では、生徒はバスの時間やアルバイトがあるという理由で、放課後残って運動するっていうことは少ないんですよ。だから昼休みになるとあちこちで(特にオージー生徒)ボールの音や掛け声が聞こえてきます。明日は寮のスタッフがエアロビクスを教えてくれます。いつも寮と学校(教室まで3分くらい)を往復するだけでしたので、とても嬉しいです。
 このタームに入ってから、寮の食事が一段とおいしくなりました。ダイエット、ダイエット…と思っていても、おいしくてつい食べてしまうんですよ…。今晩も日本にはなさそうな西洋風の食事が出てきて思い切り食べてしまいました(それでも、食後は何も食べないように心掛けています)。シャワーの前に久しぶりに逆立ちをしたけれど、10秒も静止していられませんでした。ダイエット願望ますます強まるばかり…。日本にいる間は食欲を抑えるのは簡単だったのに…やはり、日本にないものを今のうちに食べておこう!心のどこかで思っているからいけないのでしょうか…?
 今日でオーストラリア生活100日目となりました。この前、50日をカウントした時には結構長く感じたけれど、それからの50日は早く感じました。けれども、休日が授業のある日を未だ上回っています。

●今日の発見●
・旅行者払い戻し制度(TRS=Tourist Refund Scheme)について。この制度により、出国時に空港で、旅行者はGST(10%の消費税)とWET(Wine Equalization Tax=ワインに掛けられる14.5%の酒税)の払い戻しを受けられます。但し、条件あり、それは
?GSTを含まない品物の場合はRSTの適用は受けられない
?オーストラリアにいる間に全部または一部を消費してはいけない(食費やツアーなどは適用外)。
?同一店舗での購入額が300ドル以上であること。少額商品でも同一店舗での購入合計金額が300ドル以上になれば大丈夫。また、同じ日でなくても、出国前30日以内に同一店舗で300ドル以上買った場合もOK。
?購入店舗で「Tax Invoice」を発行してもらわなければならない。同一店舗での買い物は、レシートを1つにしてもらわなくてはならない。
?払い戻しは出国前30日以内に買ったものだけに適用される。
?申請時に必要なもの:Tax Invoice、購入商品、パスポート、国際線の搭乗券や旅行を証明する書類。
参照URL リンク


新しい楽しみ

2001年7月27日
今日は1日授業がありませんでした。今日は、楽しみにしていたHouse Performanceの日なのです。これは、文化祭に相当するものです。出店などは一切ないのですが、芸術鑑賞みたいな感じでしょうか。リセスと昼休みを除いて1日中ホールにいました。
寮生も何人かは朝から予行練習があるということで、please wake me upと書かれた張り紙が何部屋か見られました。私がいつも起きる6時半頃は廊下には誰もいないのですが、今日は制服を着て朝食を用意している生徒が何人かいました。今週は昼休みに生徒全員がそれぞれのHouse(ジュニアとシニア6学年を縦割りにしたもの)に分かれて練習をしていました。短期間の準備でしたが、特に今年この行事が最後になるY12は気合が入っていました。
 Houseは6つあります。それぞれが全員で歌、Y7〜10でドラマ、Y11・12でバラエティ部門をします。午前中に歌とドラマが行われました。歌は全員参加です。まず、全員で歌って、その後、特に歌のうまい人数人が半アカペラで歌を披露してくれます。ハウスの中には振り付けのある歌を歌ったところもありました。そして、リセスを挟んでドラマ部門に。ドラマとバラエティは各ハウスの中の有志が披露してくれます。ドラマはテーマが決められていて、それを競うというもの。そして練習した劇の後で、1分間の即興劇(テーマはその場で与えられる)もしなくてはなりません。即興なのにみんなとても上手でした(でも、英語の台詞中心なので私には難しかったです。みんな衣装を着て可愛かったけれども)。そして昼休みの後にバラエティ。バラエティはどの先生も生徒も、「必見!」と言います。ダンスを中心に、宣伝をモチーフにしたもの、漫画をモチーフにしたものなどHouse毎にテーマが違うのですが、音楽に合わせてダンスをするのが主だったので、わかりやすかったです。
 最初に歌を聞いてから、高校時代の合唱コンクールを思い出しました。高校3年生の時、私のクラスが優勝しました。「あー、あの頃には戻れないのだな」とつくづく感じました。
 「創作」、「縦の関係」。日本の教育には欠けているものだと思います。教育制度の違い(こちらの学校には中等教育の段階からドラマや写真など、机上を離れた学習科目があります)が大きく、自分達で何か考え作業する、ということがこちらでは多いです。また、日本の学校(特に中学校)だと、先輩・後輩の上下関係がはっきりしていて学年の壁を越えられないのが事実です。だからこんな風に学年を越えた交流の機会があるのはすばらしいと思います。それが他国にはあまり見られない良い面であるとは思いますが、悪い方に作用している場合が多いような気がします。
 さて、放課後は寮生何人かとバトミントン講習を受けに行きました。I need exercise! です。このプリプリの体をどうにかしなくては。今日はラケットの持ち方からやったのでプレイは殆どしてないですが、これから少しずつ続けられたらいいな、と思います(バドミントン部も廃部になってしまったし)。
 ところで、今日バラエティで生徒のかっこいいダンスを見てから(Y12で日本語をとっている=会話のレッスンをしている生徒の一人がめちゃくちゃダンスが上手で惚れてしまった…)、ダンスをやりたくなりました。大学1年の時、テレビでダンスをコピーして以来です。食後に、日本人の生徒と日本の歌に合わせて創作ダンス風に踊っていました。新たな楽しみが見つかりました。ちょっとした運動にもなり、また楽しいので一石二鳥です。
 今週はとても悩んだ週でした。英語のこと、資格試験のこと、授業のこと、それと体調(これはかなりきつかった)。あっという間の1週間でした。

●今日の発見●
・みかんの缶詰は日本ほど一般的ではない(あっても缶が小さい)ようです。
・日本語(ひらがな、漢字)入りのTシャツがちょっとしたブームになっています。
追伸。先週末から今週の月曜日にかけて日本語の先生のお宅に泊めていただいていたのと、学校のサーバーが止まってしまっていたのとで日記の更新が遅れました。すみません。

新学期

2001年7月17日
みなさん、こんにちは。今日から学校が始まりました!さきほど、2日分の日記を更新しましたのでよろしかったら読んでください。両方とも長いのですが、箇条書きっぽくて読みづらいかもしれません。すみません。
昨日3週間ぶりにインターネットをしました。メールjを見たら200通も未開封になっていて、ホットメールから容量オーバーの苦情メールを頂いてしまいました。メールをくださった方、お返事ができなくてすみません。
そんなわけで、日記を更新しましたのでよろしくお願いいたします。

再び寮へ

2001年7月16日
7月17日の日記
 日本は夏ですね。こちら(メルボルン)は今、一年で一番寒い時期となっています。
 昨日休暇を終え、今日から学校が始まりました。今日は私のホリデーについて書きたいと思います。
 6月23日から昨日まで3週間の休暇となり、2軒のファームにスティさせていただきました。最初の2週間はDarnumという所で、4人の家族に出会いました。そこでは主に食用牛を飼育していて、私は毎日牛達に藁をあげる仕事を手伝いました。ホストのお母さんが色々と教えてくださる方で、オージーライフについて、また、ファームについて学ばせて頂きました。ネットボールや本場のフットボールを見に行ったり、釣りに行ったり、乗馬をしたり、私にとって海外初の食べ放題に行ったり…ファームでの生活が主でしたが、私はすっかりファーマーになりました。また、お母さんが毎朝放送されるJapanese News(朝5時半から。内容は前日のNHKニュース)を録画してくださったので、日本の今について簡単ではありましたが、知ることができました。このファミリーは、Labradorの売買も行っていて、犬が沢山!家の中にも絶えず犬がいて、昔犬に顔を噛まれた(そして今もその傷跡は残っています)経験のある私でも、怖がらずに毎日犬とじゃれ合って(?)いました。
 そして最後の1週間は、AlvieというGeelongより電車で1時間ほど西にある所の6人家族にお世話になりました。この家族もやはりファームを経営している家族でしたが、今度はデイリー(酪農)用の牛を200頭も飼っていました。朝6時からと夕方4時からの2回、ミルキングを行うのですが、ここでは私が前のホストファミリーから学んだノウハウが活かされることがなく終わってしまいました。でも、乳搾りととりたての牛乳の試飲をさせて頂きました!また、ミルキーウェイを見たり、牛が生まれる瞬間を見たり、Great Ocean Roadに行ったり、ホームパーティに参加させて頂いたり…前のファミリーでは経験できなかったことをさせてくださいました。それと、こちらのファミリーは以前日本人留学生を4人受け入れたことがあり、日本にとても興味を持ってくださっています。だから日本語の歌や挨拶や習慣を教えたりもしました。持っていった教材が少し生かされて嬉しかったです。
 同じ「オージー家庭」の「ファーム」でしたが、それぞれ生活の様式も家族関係も違っていて、学ぶことが多かったです。一つだけ同じだったのは、双方ともに時間の流れが遅いと言うことです。都会(?)での生活が長い私にとっては、田舎での生活の流れは、却って時間を持て余すばかりでした。大自然の中での生活はとてもいい経験になりましたが。
 1軒目のホストファミリーの所へ友人が短期で泊まりに来たのですが、そこで焦りを感じました。それは、友人が英語の聞き取りのみならず、話すことができていたからです。同じ期間こちらにいるのにこんなにも差が出ているなんて…と、マイペースに英語を学んでいた私にとって、刺激というよりもそれが焦りにつながり、間違えることが怖くなってほんの一時期英語が話せなくなってしまいました。今は、英語力の向上よりも他に得るものが多くあるということに気づいたので、英語の良し悪しはそれほど気にしなくなりましたが。
 ただ、休暇中も、そして今も思うことですが、私はオーストラリアに日本語教師アシスタントとして来たのだから、やはりアシスタントとして学校にいる時間が自分にとって一番充実しているのではないかと思います。
 休みの間にも色々な出会いがありました。次の学期(私にとっては2学期目、だけど学校自体は3学期目)はどんな出会いが待っているんだろう…。ちょっと楽しみです。新しいことに挑戦したいと思っています。

1学期のまとめ

2001年6月22日
 2学期がおわりました。学校には38日(私が風邪でお休みした分を除いた日数。本当は今学期は39日)行きました。振り返ってみると、「たった38日しか行っていないんだな」「あっという間だな」という感じです。シドニーに降り立ってから、最初の方は新鮮なことが色々と続いていたので発見の毎日でしたが、慣れるに従って、決して惰性で生活していたわけではないけれど、単調になって行きました。「今日の発見」の欄にも、書くことがなくなってしまい、困った日もあります。けれど、私が他国の生徒や先生と会話が出来ればもっと色々なことを知ることができたのではないかと思います。心のどこかで「間違えたら恥ずかしい」という気持ちがあるのでしょうか。会話をしたくてスタッフルームに行ったり、また、生徒と会話をするためにコモンルームに行ったりしても、結局挨拶だけで終わってしまうということが多かった1学期間でした。いつも「これではダメ!」と思いつつも、62日間も過ぎてしまいました。
 さて、こちらの学校生活ですが、たまに日記に載せますけれども、日本の学校とは違います。教育制度もそうですが、授業中の雰囲気が全然違います。日本の詰め込み勉強がこちらにはありません。授業中は生徒が活発に発言し、先生もそれに対して返答する、といった具合に対話が多いのです。日本に留学していた生徒が言っていました。「なぜ日本の学校は授業中に生徒が発言してはいけないのに、眠るのはいいのか」と。私はそれが当たり前のような環境で過ごしていたのでそう指摘されるまでは日本の教育制度がどんなものなのかわかりませんでした。ただ、学生の頃から、「日本の教育は大学入学のための手段」という印象は持っていましたけれども。確かに、中高生に関して言えば、日本の学生の方が「詰め込み」勉強をやっているから知識はあるかもしれないし、詰め込まなくてはいけないからたくさん勉強しているようにも思います。新しい世界に入って初めて自分のいた環境を見直すことができるのだな、と改めて実感しました。
 寮生活は快適です。文化の違いに戸惑いを覚えることもありますけれども、こんなに多国籍の中で生活できるのは、メルボルン特有、この学校特有のものかも知れません。
 それにしてもこちらに来て太ったし髪の毛も伸びたし…外見が変わってしまいました。外見が悪い方に行っている分、内面は良い方に向かってくれないかな…と思う毎日です。「日本食大好き!」と言う留学生が非常に多いのですが、私も日本食は勿論、こちらのカロリーの高そうな食事も好きです。ただ、こちらの人のようにお砂糖をいっぱい入れたり、ケチャップをたくさんかけたりはしませんが。
 さて、今日の夜から3週間、本当に「日本」を離れた生活をします。と言っても、こちらには「日本語教師アシスタント」として来ている訳ですから、スティ先でもちょっと日本を紹介したいと思います。2軒目のファミリーは日本にとても興味を持ってくださっているということで、今からとても楽しみです。ファームスティにはいつも助けてもらっている日本人の生徒はいないので、自分でコミュニケーションを図るしかありません。人と交流を持つことは大好きなので、あとは私の努力あるのみです。ホリデー中にもどんな出会いがあるのかな。楽しみです。

空白の1週間

2001年6月17日
  先週は心身ともに何もなしえなかった1週間でした。未だかつてない高熱(高熱は小さいときにあったかもしれないけれど)と頭痛、咽喉痛のために寝込んでしまいました。でも頑固な私は病院には行かず、持ち合わせの風邪薬(一応、病院でちゃんと処方してもらった)を飲んでいました。申し訳ないことに、授業もお休み…。先週はY12の復習シートを作るくらいしかできませんでした。こんな空白の1週間を二度と作らないように健康管理はきちんとしたいと思います。普段から手洗い・嗽を心がけてはいるものの、今週はY11とY12がテストで空き時間が多かったので気持ちに弛みがあったのかと思われます。まさに「病は気から!」ですね。寝ている間は、日本人の生徒がおかゆや混ぜご飯を作ってくれました。嬉しかったです!
 また、先週はホストの娘さんが亡くなるなど悲しいニュースが多かった1週間でした。それと、同じエージェントから派遣された日本語教師アシスタントの友人がこのタームでプログラムを終了してしまうかもしれないということも聞きました。学校によって良し悪しがあるそうです。先週はマンスリーレポートが届いたので読んでいたのですが、日本語の進み具合も州どころか学校によってまちまち。アシスタントという立場でもう既に全ての授業を任されているところもあれば、私のように、発音や復習シート作りという学校もあれば、授業の見学のみ(先生のお茶汲み、荷物持ち)というところもあるようです。しかし、共通しているのが「言葉の壁」です。話せても言いたいことがうまく伝わらないことが多いようです。
今聞いている音楽は大黒摩季の「ああ」。“やらなきゃいけないことだらけ やりたいこと募るだけ このままでいいのかな 何もかもが 不安に変わるよ”“諦めないで前だけ向いて歩いて見よう 寂しくてもたとえ苦しくても 何かが見えるまで”。このタームもあと1週間で終わりです。明日からはまた授業に参加できるように、今日のうちにしっかり風邪を治さなくては。

●今日の発見●
・日本以外の国では飛び級が多いようです。学年と年齢がマッチしない生徒が、特に寮に多いです。
・宮崎駿監督の映画の中にはオーストラリアが舞台になっているものがあるそうです。
「紅の豚」:Great Ocean Road (VIC)
「魔女の宅急便」:Hobartの町&Rossのパン屋 (TAS)
「風の谷のナウシカ」:The OlgasのValley of the winds (NT)&Athertonのcurtain Fig Tree (QLD)
「天空の城ラピュタ」:Mount Isaの鉱山ツアー(QLD)&Lune Riverの土ぼたるツアー(TAS)
「となりのトトロ」:Derby郊外のBoab Prison Tree (WA)
「もののけ姫」:Grampians National Park (VIC)
但し、これはワーホリの中での噂であって、真偽のほどは定かではないとのことです。
    日本に帰る前に全部見て帰りたいな。

50日記念

2001年6月10日
 オーストラリアに来てから今日で50日目、1年間の約7分の1を過ごしました。振り返ってみると、時って早いものですね。巻き戻しのきかない時間…いつも後悔のないようにと思っているのですが、いつも寝る時には反省します。そしてこう思います、「明日こそは…」。でもこれだからだめなんですよね。常に今という時を大切にしていかなくては。
 さて、今日はシティへ行ってきました。本当は日本語対応の病院に行くつもりでしたが、今日は休診日ということを知りませんでした。10時半頃Flinders stationに着いたのですが、人通りは少なく、しかもお店は殆ど閉まっていました。病院も休みだし…。最初にビジターインフォメーションセンターに行き、今月の日本語情報誌をもらって、それからトラムでビクトリアマーケットに行ってみました。行ってびっくり!駅前にはあまり人がいなかったのに、そこはたくさんの人で賑わっていました。雰囲気はオーストラリアと言うよりむしろイタリアっぽいです。もしメルボルンでお土産を買うとしたらここで買うことをお勧めします。オーストラリア産の品物が所狭しと並べられています。他にもフルーツ、ワイン、洋服、鞄、おもちゃなどがおおきなテントの下で売られています。フルーツは安かったです(バナナ2kgで80セント!)。また、洋服に関して言わせてもらえば、日本人のファッションに合うものは殆どなく、しかも値段も安くはないので、洋服目当てでは行かない方がいいです。最寄り駅のFlinders stationに戻ったのは午後3時前。その頃には人通りが激しく、朝は開いていなかったお店も殆ど開いていました。駅前の教会から響く鐘の音を聞くと、ヨーロッパに来たような気分になります。実際、建物もイギリス式のものが多く、通りの名前も私が4ヶ月前に行ったヨーロッパの通りと同じものがたくさんあります。ただ、オーストラリアで違うのは、そういう西欧式の建物とアメリカ式(かつ日本式)の建物が混在していることです。あー、暖かくなったらYara川沿いをゆっくり歩いてみたいぁー。そう思いながら帰路に着きました。
今日は暖かな1日でした(そのためか、虫が多かったです)。

●今日の発見●
・ここオーストラリアでも1月にデジタル放送が開始しました。けれど、こちらでもデジタルテレビの普及は遅いみたいです。その理由は日本と一緒。受信専用機器の値段が高いからだそうです。でもこちらのテレビは他の国の留学生も言っていますけれど、あまり面白くないです。土曜日の朝などは、オリコンのトップ50曲のビデオクリップを延々流すだけ、というチャンネルもあります。
・たまたまお料理番組を見ました。びっくりしたのは、お料理をしながら司会者(料理をする人)がつまみ食いをしているのです。日本でもあるかも知れませんが、あそこまで堂々とやらないですよね…?

ピンクの夜明け

2001年6月5日
 食事に行く時に見た空はほんのりとピンク色でした。水平線の上にはうっすらピンク、その上にはうっすら水色。今日もいい天気なんだろうな、と思いながら1日がスタートしました。朝8時現在の気温が14度であったくらい、日中もとても暖かでした。建物の中の方が寒いくらいでした。
 午前中はY11、Y12のダブルの授業が二つあったのですが、それぞれテストでしたので私の出番は殆どありませんでした。午後は小学校。授業中、褒めてあげたいのにその一言がなかなか出てきません。私は(特に小学生の場合は)褒めてあげることが伸びる秘訣だと思っているので、できるだけいろいろな単語を使って褒めてあげたいのですがその一言がなかなか出てきません。慣れでしょうか。
 ところで、今日はとても嬉しいことがありました。それは今度のホリデーの過ごし方が大方決まったからです。本当はエージェントを通す予定だったのですが、寮のスタッフの方と生徒の知り合いの農家を紹介して頂いたのです。これなら紹介料もとられないですし、それに知り合いの方の紹介だと心強いものです。さっそくスティ先にお手紙を書きました。また、紹介してくださった二人にも書きました。どちらもビクトリア州内で、寮から1時間半くらいの所にあるそうです。実は昨晩、もし決まらなかった時のためにメルボルン近くの観光名所やホテルを探していました。一人旅もいいのですが、今回はオーストラリアの暮らしを知ることとオージーとコミュニケーションを図って私の英語能力を少しでもアップさせること、そして人の輪を広げることが目標でしたので、やはりホストが決まってとても嬉しいです。相当な田舎だそうですが、農家だから仕方ないですよね。3週間(二つの農家にお世話になります)、田舎暮らしを堪能したいです。日本ではなかなかできないことですし。
 あー、鼻水が…。明日大丈夫かな…。
 
●今日の発見●
・浜崎あゆみのシングル「M」を聞いて、多くの人は彼女がキリスト教徒だと思っていたらしい。本当のところは私も知りませんが。
・中国では、結婚は男性24歳、女性23歳となっているらしい。

今は秋・・・

2001年6月2日
 今週末は試験対策で私も教師の一員としてテスト対策のための復習シートを作るべく、寮にこもります。明日の日曜日にインターネットがつかえない可能性があるので今のうちに日記を更新しようと思います。ちなみに↓は昨日の日記です。来週はテストがあるので特別なイベントはありませんが、来週末に日本からの交換留学生達が帰るので、その前に動物園みたいなところにいく予定です。
 日増しに視界に赤や黄色が目立ち始めました。落葉が始まっている所もあります。秋の盛りを迎えています。けれども視界から緑が消えることはなく、日差しはやわらかですが。晴れていると緑がまぶしく感じます(最近、空が白い=曇っている)。今朝は朝早くに5度を記録したそうです。これは今年初の最低気温だそうです。確実に秋は深まっているのですね。
 今日はここの学校でも衣替え。今まで夏服だった元気な生徒も冬服になりました。ここの学校の制服は白のブラウスに赤のセーター&ネクタイ、そして長スカート(本当に長い)。日本でこの制服を着たら「スケバン」(←死語?)っぽいと思われるかも知れませんが、ここでは短いスカートの方がむしろスケバンちっくみたいです。長いスカートも品があっていきですよ。
 金曜日なので1限がありません。だからまたインターネットをしていました。こちらに来て(緑が多いから)目が良くなるかと思ったけれど、部屋は暗い(というか、白熱灯なので蛍光灯より目にはいいはず)しインターネットはよくするしで却って悪くなっています。あれあれ。それはともかく、今日は2時間会話の授業、3時間小学校でした。ここ数日嬉しいことは、小学生が前より懐いてくれていること。今日はY2でもハグされました。名前も覚えてくれたし。かわいいー!(もちろん、女の子にです)それと、Y4で「さくらさくら」を教えました。以前アートウィークの時に日本の伝統音楽と称して尺八などの演奏会があったのですが、その時にメロディは聞いて覚えていたそうです。だから今度は歌詞を明瞭にしようということで私がその任務を頂きました。私がまず歌詞を一文字ずつ言って、生徒にその文字をゲスさせ、どんどん書いていく、という形で授業は進められました。こちらの人はみんな歌が大好き!日本のように「恥ずかしい」という感じはないみたいです。でも、困ったのが私自身、「さくらさくら」のメロディは知っているけれども、一文字一文字正確に歌詞を知らないことです。1番と2番がごっちゃになっています。とりあえず今日は先生から歌詞カードみたいなのをお借りしたので良かったのですが、日本の象徴である「さくら」の歌の歌詞を知らないなんて…とちょっと恥ずかしくなりました。ちなみに、歌う時はテンポ良く歌いました。一般的な「さくらさくら」の速さで歌っていると生徒は余計に混乱してしまうので。
 夜は生徒とマンツーマンで日本語のレッスンをしました。彼女はY11で、来週月曜日にテストがあります。そのためのレッスンでした。けれど、これから毎日少しずつ、たとえ5分でもいいから会話のレッスンを続けようと決めました。彼女は日本がとても好きで、日本の大学への進学をも考えています。とても熱心なので私もそんな彼女の姿勢が好きで、とてもかわいいです(小学生のかわいさとは違うかわいさ)。よっし!頑張るぞー!
    
●今日の発見●
・日本語の「ふ」という発音、ローマ字に直すと確かに「fu」ですが、こちらの人はこれを下唇を噛んで発音します。例えば「ようふく」。それと、なぜら行は「ra」なの?みんな舌巻いて発音してるよ〜!「la」ではないことはわかっていたけれど、実際発音を聞いてみると何だか変です。
・オーストラリア版ヒッキーはヴァネッサ=アモロッシ
 …今日は秋の風がさわやかです…

おひさしぶりです

2001年6月1日
今週は結構友人からメールが来ました。ありがとうございます。今は6月1日の朝9時です。こちらでも衣更えの日となっています(ただ、夏服から冬服への衣更えですが)。朝は5度を記録しました。日本では最低気温が10度以上なんでしょうね。
さて、私はこの気温低下とともに体力も低下し、風邪をひいてしまいました。喉が痛いです。今週末はおとなしく寮に滞在しています。生徒もテスト勉強のため外出はしないようです。寮では日本語と数学を教えています。
今ファームスティのアレンジにてこずっています。もしかしたらホテルの泊まり歩きになるかもしれず、不安です・・・・。
そうそう、友人から指摘がありました。“「日本に自然が少ない」と日記にあったけど、日本にだって自然はある”というものでした。確かに日本にも自然はあります。けれど、都市といわれる街(とりあえず、大きな市にはすべて足を運びました)には人工的な自然はあるけれどもそれ以上はないと思うのです。抽象的ないい方で申し訳ありませんが。メルボルンシティは日本で言うと東京ほどのものではありませんが(東京はすごすぎる、と思います)、人が集まる所にも自然があります。これはもともとあるものが違うので議論してもしかたないのですが。そんなわけで(?)ここでは自然と人間の共存ができているのです。これだけではわからないと思うので、ぜひオーストラリアへいらっしゃってください!水平線・地平線に沈んでいくまたはそこからのぼってくる夕日・朝日はほんとにすばらしいです!日記は日曜の夜から月曜の朝の間に更新します。今後もよろしくお願いいたします。
 朝からドンヨリ曇り空。シティに行くのにはちょっとためらいましたが、せっかくの休日なので外に出たかったので、今週も早く起きて9時頃シティへと向かいました。今日の目的はもう一つ、今度のホリデーの過ごし方を早く決めるためです。生徒達はもう帰省チケットを手に、1ヵ月後を心待ちにしている様子。それを見て私も!私は最初、アデレードあたりに一人旅行しようと考えていたのですが、思ったより寒いのと、3週間つぶすのにはアデレードは不向きだということを知ったためです。そして今はファームスティを考えています。ファームスティというのはその名の通り、農家で滞在することです。ファームスティは一般に、そこの農場のお仕事を手伝う代わりに滞在費を免除してもらうというものです。せっかくオーストラリアに来たのだから、休暇中も日本でできないことをやりたいなというのがきっかけで思いつきました。力仕事が中心になるのでしょうが、その次のホリデーには(9月下旬〜10月上旬)メルボルンを一人で周遊したいので、このホリデーには、ぜひともオーストラリアの家庭(暮らし)を見ておきたいと思っています。寮だとオーストラリアの生活がわかりませんし、それに、オーストラリア人の家庭に入ることで、少しでも英語を上達させたいのです。
 と、長々と書いてしまいましたが、つまり今日はそのために日豪センターへ向かったのでした。しかし、今日は日豪センターは休み!電話した時には土曜日休みって言ってなかった(「土曜日に行ってもいいですか」と聞いたにも拘わらず…)のに!
 そのまま帰るのももったいないのでショッピングをしながらぶらぶらしていました。メルボルンは公園が有名です。今日はキャプテンクックの小屋もあるフィッツロイガーデンに行きたかったけれど、風が強かったのでやめました。いつもなら歩いたと思うのですが(私は歩くのが大好きです)、荷物もあったので断念。次回に繰り越しです。シティにもまだまだ見たいものがたくさんあります。その公園とチャイナタウン、旧メルボルン監獄、裁判所、株式取引所、ナショナルテニスセンターなどなど。それにしても、本当にメルボルンはアジア人が多いです。日本人もいっぱいいます。やっぱり未だに自分がオーストラリアにいる気がしません。
 3時半前にシティを出て、Frankstonに向かいました。Frankstonに着いたのは1時間後だったのですが、雨がぽつりぽつり…。でも駅前のブティックでお目当てのパープルのタイトスカート(※以下参照)を買って外に出た時には(45分後)雨は上がって空には…!青空がひらけ、虹がかかっていたのです!しかもくっきりと。空気が済んでいる証拠ですね、きっと(しかも降った時間は短いですよ)。物語に出てきそうなかわいい色でした。夕日もすばらしかったです。今日の夕日はいつもと違いました。空にはちょっと重そうな雲が広がっていたのですが、水平線とその雲との間にオレンジと言うより金色の光が輝いていました。雲、夕日、海の3層になっていて不思議な感じがしましたが、いつまでも見ていたかったです。今日の空はおしゃれでした。
 
●今日の発見●
・買い物をする時は、必ず試着をしましょう。私は今日それで失敗しました。先週、サイズ8が私に合っている(というか、8以下は見たことがない。8でもウエストぶかぶかだけれども。とりあえず)ということがわかったので、今日もサイズ8ばかりを探していたけれども、パンツが1着、実際に寮に帰ってはいてみるとピチピチで入らなかったのです、それと、お目当てのタイトスカートもサイズ8でピチピチ!おそらくこれは中国製かオーストラリア製かの差だと思うのですが、みなさんもお気をつけてください。まあ、安かったからいいけれども。私も気を付けねば!
・今日、バス・電車の1日券が学生料金(半額)で済みました。というか、運転手さんが私を学生だと思ったらしい。でも、あとで知ったのですが、こちらの「学生料金(concession)」とは15歳以下のこと。そんなに私は若く、というより幼く見えたのでしょうか?ちなみに、これがばれると罰金100ドルを払わなければいけないらしいので、今度からは気をつけよう!

 最近毎日同じようなことが続いています。以下、私の近況報告です
・太りました。こちらは何にしても味が濃い。香辛料とかお砂糖とかすごいです。でもおいしいんですよ。だからついやめられなくて〜。確実に太っています。鏡をみてもすぐわかる
・髪の毛が伸びました。でも切りにいけません。というか、こちらでは怖くて切れないのが現状です。留学生はまずこちらでは切りません。ホリデー中に母国に帰って切っているようです。ちなみに前髪だけはこちらに来てから2回自分で切りました。(こちらはヘアカットは安いです、けれど・・・)日本のカリスマ美容師さーん、オーストラリアにきてください!
・明日はゴールドラッシュ当時がわかるという村にエクスカーションです、日本からの留学生達と一緒に。かの有名なバララットへ行くのかと思いきやそうではないらしく、ちょっと残念。
・自分の英語力のなさに幻滅です。高校の時、アメリカに行って相手の言うことがわかったり自分の英語が通じたのは、あの時は普段の生活の中に英語がたくさんあったから。毎日FENを聞いたり、単語の勉強や長文読解、文法などやっていましたから…あの時と今では状況が違うということに気づきました。気づいたのが遅かったです。なんとかホリデー中には上達させたいな。こう思うようになった経緯は…。また今度書きますね。
・だんだん大きな仕事を任されるようになりました。授業というか、アシスタントとしての仕事には充実感を覚えています。あとはやっぱり英語です。とりあえず図書館でオーストラリア版「TIME」を借りてきました。

以上こんな感じです。元気にやっています。いつも読んでくださってありがとうございます。時々メールください!

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