走る秒針
流れる彗星
現代社会に乾いた心
謎解き推理がちゃんと潤す

たったひとつの真実見抜く
見た目は子供 中身は大人
その名も
名探偵コナン

(「名探偵コナン」OPより)



日本からお葉書をいただきました。

「そろそろ日本が恋しくなるころでは?
何かほしいものがあったら送りますので
言ってくださいね」

この方は昔の会社の先輩で、
会社を辞めた後、
たまたま近所に越してこられたことがきっかけで
一緒にランチをしたり、
ヨガに通ったりするくらい親しくなりました。

私がこちらに来る前にも
お餞別をわざわざ家まで持ってきてくださったり、
一時帰国した時には
せっかくだから日本のおいしいものをと
お土産に持たせてくださったりと、
とても気を使ってくださいます。

クリスマスにはわざわざ航空便で菓子折りを送ってくださいました!

そして今回のお便りにもこのようなコメント。
ああ、うれしい限りです。


ところで、私がいま日本からほしいものってなんだろう?

たくさんの便利なものに囲まれながら生きてきた私にとって、
モノが少ないこちらの生活は不便極まりないものでした。
最初に困ったのは、
湿布。
あと修正テープ(こちらはインクです)。
そのほか、かゆい所に手が届きそうな品物が全然なくて、
最初はほんと、困りました。

こちらに永住している友達が、
「オーストラリアはほんとものがない」
「でも、そのおかげで物欲がなくなった」
と教えてくれたのがとても印象的でしたが、
今では私もだんだんと物欲が薄れてきました。
キティちゃんへの執着もなくなり(?)、
今はその少ないものの中でいかにして切り盛りしていくか
考えるのが楽しくなってきました。

でも、何か一つ、ほしいものを聞かれたら、
毎週月曜日7時半の「名探偵コナン」
かな。
日本の地上波番組がほぼリアルタイムで見られる有料テレビがあるのですが、
我が家はそれに加入していません。(だって高いんだもん)
漫画喫茶に行けば、コナンの最新巻が見られるのですが、
やっぱり動画で見たいじゃない!?
ああ、I miss you, Konan-kun!

***

ところで、今週からもう1クラスビギナークラスを担当することに。
今月いっぱい月・水と担当します。
水曜日で失敗したことを月曜日でもしないように、
頑張ります!
で、どちらのクラスにも、一人ずつ、
日本語を勉強するようになったきっかけが
「日本のアニメ」という人がいるんです。
で、どんなアニメが好きなのか聞いてみると、、、

知らない…。

白人とアジア人とで興味を持つ漫画が若干違うのですが、
題名すら知らないものが…。
(そして、残念ながら「コナン」が出てこなかった)

日本って、そんなに漫画あったんだ…。

業務連絡:
かおりん、「コナン」の最新巻、あそこの本屋さんで何巻まで見られるの?

ふと…
本当にふと、気象予報士って、社会的にはどんな風に思われているのか気になり、
ネットで調べてみました。

やっぱり、お天気キャスターのイメージが強くて、
一番多かった意見は、
「○○さんはタレントですか?」
とか
「○○局のお天気キャスターが好き」
とか
「誰が一番あたるか」
みたいな内容が多かったものの、
中には

「外れたらごめんなさいと言えば済む、お気楽な職業」
「あのくらいなら一般人でもできる」
極めつけは、
「存在意義がわからない」
という厳しいご意見も飛び交っていました。

テレビでの認知度が非常に高い職業なだけに、
テレビで解説するだけが仕事だと思われている節も多々あるようです。

確かに、民間が出している天気予報だって、
気象庁のに基づいています。
気象庁が晴れと言っているのに
ある気象予報士が雨なんて言っちゃったら、
結構大変なことかもしれません。
たいてい、解析元は気象庁から出されている資料が基準となっているので、
とんだへそ曲がりでない限り(?)、
気象庁と違った予報を出すことはないでしょう。

でも、気象庁では細かい予報までは出せないんです。
たとえば、「どこの地方で」という大まかな区切りでは出せますが、
市町村レベルでの予報までは及ばないのです。
そういう点で、民間の気象会社、気象予報士は威力を発揮します!

というのが一点。

あと、気象予報士が必要とされている場面は
テレビやラジオのキャスター業だけではありません。
というか、気象予報士の中でもほんの数パーセントしかそういう仕事には携わっていません。

たとえば、花火大会。
花火を打ち上げるのには、
風や気温、湿度も関わってきます。
花火を実行できるのか、最終的に判断するのは主催者ですが、
そのための助言をするのも気象予報士のお仕事。

また、空の上の安全を守る仕事のうち、一つを気象予報士が担っています。

気象予報士の資格を取ったからといって
すぐにそういう役職に就けることはないと思いますが、
航空機に向けて空の状態をお知らせするのも素人さんではできません。

農業や工業において、
気象状況をお知らせすることで
損失を減らせることだってできるくらいです。

と、能書きをたれてしまいましたが、
気象予報士のお仕事はお天気キャスターだけではないんですよ、
といいたかっただけです。



正直、この資格を今後どのように生かせばいいのかわからない状態です。
でも、私も、どんな些細なことでもいいから、
この資格を人のために役に立てたらと思っています。


シドニーの最高級レストラン
シドニーの最高級レストラン
シドニーの最高級レストラン

Tetsuya’s

所在地:529 Kent St. Sydney, 2000
02 9267 2900
http://www.tetsuyas.com
行き方:タウンホールからKent Street沿いをCentral方向に向かって徒歩5分くらい
営業時間:ランチ:土曜日のみ12時~、ディナー:火~土曜日6時半~(日、月曜日休み)

シドニーに住んでいる、日本食ファンのオージーなら誰もが知っているこのお店!
在シドニー日本人にも有名です。
日本人シェフの和久田哲也さんの、フレンチ・ジャパニーズレストラン。
世界のトップレストラン50位内に毎年ノミネートされているくらい著名なのです。
こちらに来て間もないときに、日本人の方に、このレストランは予約で数ヶ月待ちなんですよ、
というお話を聞き、
グルメな主人はいてもたってもいられず、昨年10月頃に予約の電話をしました。
で、最初にあいているランチが2月。
ディナーになると、半年以上先になるとのことでしたので、
半年以上先の予定を入れるのもなぁと、ランチで予約しました。
そして早くもその日が来たのでありますっ!

ランチでもディナーでも、メニューは固定で、コース料理一人195ドル。
前菜でオイスターをプラスすることもできるそうですが、上記が一応、基本メニューだそうです。
さらにドリンクは別料金で、お料理に合わせてシェフがチョイスしたワイン(お料理が出てくるたびにワインが飲める)が一人90ドル。
スプリングウォーターが一人8ドル。
値段だけ見ると高いですが、料理はどれもすばらしかったです。

よくよく考えてみたら、結婚披露宴のときの料理代より安く、
披露宴では新郎新婦はほとんど口にできないのにこれより払っていたのだから、
それを考えたら、ちゃんと座ってゆっくり食べられて・・・安い、安い!?
とりあえず、結婚記念日と、私の今度の誕生日を合わせた記念ということで。

二日前にレストランから電話があって、予約の再確認とのこと。
そりゃそうですよね。
人によっては(特に土曜日のディナーだと、10ヶ月くらい待つらしい)忘れちゃいますよね。

あらかじめ、どんなお料理が出るのか、HPで予習をしていきました。
(が、メニューは少し変わっていました。)

12時の開店とともに、次々に人が店内に流れていきます。
ここTetsuya’sは、タウンホールに近いところにありながら、
高級レストランという感じのたたずまいではなく、むしろ邸宅、という感じです。
ゲートは普段は閉まっていて、ゲストが来るとリモートコントローラーにて開閉されます。
高級レストランなので、ちゃんとした格好をいていかないと入れてもらえないかも、
と若干不安でしたが、
(私はバリスタをやるつもりでオーストラリアに来たので、
Tシャツ系はたくさんあるのですが、お出かけ系のお洋服はほとんど日本においてきてしまいました)
確かにドレスアップしている人もいましたが、
アロハシャツの人や、ワンピースにビーサンという人もいて、
ああ、やっぱりオーストラリアならではだなと思いました。

入り口で名前を述べると、中へ通されました。
うわさの日本庭園とはどんなものかとワクワクしながら・・・。

席に着くと、
ウェイターさんが料理の説明とドリンクのオーダーを取りに来ました。
Tetsuya’sは、私の勝手な思い込みで、
日本人のスタッフもいるのかと思っていたのですが、
あんなにウェイトスタッフがいるのに、誰一人として日本人はいませんでした。
そういえば、電話の受付係も流暢な英語を話す人でした。

ウェイターさんは、機械的に行ったり来たり。
お水が少しでも少なくなるとすぐにつぎに来てくれるのは、目が行き届いていていいなぁと感心しました(こちらのレストランではあまり見られない光景ですので・・・)。
料理は、どうもその料理の担当が決まっているらしくて、
料理を運ぶ際には、必ず何の料理かを説明してからすっと去って行きます。
これがかなりロボット的で味気ないというか、機械的というか・・・。
中には無表情で説明してさっさと逃げていくような感じの人もいました。
それは残念だったな。

料理は、どれもポーションは小さいものの、
ゆっくり味わいながら時間をかけて食べたので、
メインに入る頃にはおなかも膨れてきました。

デザートは別腹とはよく言いますが、
この日ばかりは別腹にならず、結構苦しかったです!

料理はどれもできたてをサーブされ、
冷たいものは冷たく、
温かいものは温かいまま、
そのメリハリが効いてて、長いコース料理も飽きることがありませんでした。

ただ、Tetsuya’sは、あくまでフレンチなんだなぁと、
実際に行ってみて初めて気づきました。
昆布やのりなど、ちょっとしたアクセントに日本食が取り入れられてはいましたが、
日本食がメインになるディッシュはひとつもなかったです。
でも、フレンチの味付けに日本の食材が取り入れられるとこんな味になるんだ、
と新たな発見がありました。

店内の装飾もモダンウェスタンな雰囲気ですが、
ふとした瞬間に外を見ると、日本庭園。
このギャップがあまりにも不釣合いで、
料理はフレンチと日本食とが見事に融合されていたのに、
なんだか店内と外とがずれていてしっくりこない、というのも感想です。

締めに、コーヒー(しかも、種類がいろいろある!)とお茶とを選べたのですが、
私はカプチーノをお願いしました。
フレンチ・ジャパニーズの料理でありながら、
(イタリアンな)コーヒーはどんな味なのかと興味があったのです。
実際、泡も完璧で、味もちょうどよい濃さでおいしかったです。
ただ、なぜか湯飲みに入っていたのは、これまた不思議な感じがしました。

結局、デザート合わせて13品+パン+コーヒーが出て、
4時間ほどのなが~いランチになりました。
でも、ほんの一時、セレブな雰囲気に包まれながら、ゆったりと時間をすごすことができました。
おいしい料理をゆっくり食べられるのって、至福の時間ですね。

(こちらのブログでは写真を掲載できないのが残念…!)
一気にクールダウン
一気にクールダウン
オーストラリア南東部では、記録的な暑さが続いていましたが、
週が明けて、一気にクールダウン。

ここシドニーでも、雨のおかげもあって、上着が必要なほど涼しくなりました。

先日の暑さを物語る写真がネット上に出回っています。
特に話題を呼んでいるのがこれ。
テレビでも紹介されたみたいです。

着ぐるみかと思ったら!
やらせかと思ったら!
本物だそうです。
野生のコアラちゃんたちでさえ、この暑さには参っているようです。




ここ数日、オーストラリアは「記録的」な気象が続いています。

大陸南東部アデレード(南オーストラリア)、メルボルン(ビクトリア州)、シドニー(NSW州)では、連日40度以上の暑さを記録。
そして、この週末はこの暑さによる記録的な山火事により、
数々の家々が燃え、
昨晩、風向が突然変わったのと(予想できなかったのかな)、
100km/hもの風が吹いたことで、火が一気に回り、
確認されているだけで80人以上もの尊い命がなくなりました。
テレビの映像で、「火が走る」光景を生まれて初めて見ました。
山火事は勢いは衰えてきたものの、
今なおあちらこちらで燃え続けています。

警報が出された地域に住む友人がいるので、
今朝電話をしてみたところ、
無事を確認しました。
元気そうで何よりでした。
ただ、四方5km圏内に火が迫っていて、
油断はできないとのこと。
朝外を見てみたら灰やら煙やらで、空が晴れているのか曇っているのかがわからなかったとのこと。
近所の農場は火事で家畜が逃げられず、
家を失ったばかりでなく、
何十、何百頭もの動物たちまでも失ったとのことです。

一方、はるか北の、日本人も数多く訪れるクイーンズランドや、国立公園で有名なノーザンテリトリーでは、
熱帯低気圧による記録的な大雨と、それによる洪水で家々が冠水してしまっています。


ご存知、「風とともに去りぬ」とは映画のタイトルですが、
今回の山火事は風とともに去らず、
オーストラリアはこれから山火事対策を国全体で取り組まなくてはいけなくなると思います。
オーストラリアでは、温暖化に対する考え方は両極端で、
温暖化が進んでいるから何か対策を、と考えている人がいる一方で、
温暖化は自然の流れだから何もしようがない、と考える人も同じくらいいるようです。

オーストラリアは、
手付かずの自然がいっぱい存在します。
それがオーストラリアの魅力であり、大きな財産だと思いますが、
今は自然が脅威となっています。
今回、人の命が奪われただけではなく、
広大な森林や、そこに住む、多くの野生動物までもが犠牲になっているはずです。

主人に、
「オーストラリアにいる間に何がしたい?」と聞かれました。
そのときは何も思い浮かばなかったのですが、
もともと、気象予報士の資格取得に一念発起したのは、
温暖化に取り組みたかったから、というのを、
山火事のニュースを見ながらふと思い出しました。
まあ、私一人が何か行動を起こしたからといって変わるものではありませんが、
こんな惨状を身近に感じた今、何もしないわけにはいきません。
とりあえず、オーストラリアの気象について勉強してみようと思います。

***

はるか北のロンドンでは、「記録的」な大雪に見舞われました。
30度を越す季節にいながら、サブゼロの国の天気予報をする・・・。
今の私、まったく季節感がない状況です。

た、た、たいへんです。

すべて日本語で授業、って言われていたので
安心していたのですが、
質問は全部英語。

そりゃそうだ。
日本語初級者(かんたんな挨拶しかわからない)が、
質問があるときに、どうやって日本語で質問するんだ。

クラスは、4人。
4人しかいないのに、みんな国籍ばらばら~。
オージーは一人だけ。
あとは、ニュージーランド、フランス、中国。
あの…
英語で質問されても、英語が聞き取れないんですけど。。。
特にニュージーの男性。
めっちゃなまっとる。

今は、日本語学習最初の難関、「what/who」の疑問詞を勉強しています。
ひやー、へんなときにバトンタッチされたなぁ。
難しすぎる。
なに/なん+名詞/なに+名詞/誰/誰+の名詞、
どちら、どれ、etc...
一番難しくするのは、英語と日本語との語順の違いかな。
だいたい、みんながつっかえる場所が同じ。
中国語もフランス語も、文構造は英語と同じですからね。

さっき、第二回目の授業が終わりました。
ふー。
ものすごい脱力感。
先週は、すごい準備していたったにも関わらず、
おうちでぬいぐるみ相手に模擬レッスンしていたにも関わらず、
あまりのできなさにがっくり&疲れがどっと出ました。
今回は生徒さんからの質問を想定して、
例文をいろいろ考えて望んだので、少しはましでしたが、
それでも穴はいっぱいあったなぁ。
今日は生徒さんがしゃべる時間が少なかったので反省です。

それにしても、
1回の授業のために、10時間以上もかけて準備している私。
交通費の分を差し引くと、一回の授業料は600円くらい。
金額だけみるとかなりがっくりだけど、
私、
この仕事、結構好きかもしれません。

クールチェンジ

2009年2月2日 日常
ここ、シドニーでは、
「クールチェンジ」という現象が起きます。
簡単に説明すると、
湿った暖かい北東の風が吹いている状態から、
冷たい南東の風に変化すると、気温が下がるというものです。
今日も、クールチェンジが起こり、
クーラー(我が家にはないけど)のいらない夜を迎えています。

気温だけではなくて、
熱くなっていたオーストラリア経済にも「不況」の文字がちらちらと見え隠れし、
懐へのクールチェンジが予感される今日この頃。


ちょっと前に、旦那のクライアント先でリストラがあったらしい。
日本とは違う「リストラ」の形に怖さを覚えたものの、
旦那の仕事は失業しない職ベスト3くらいに入っているのだから、
うちは大丈夫だー、
と思っていました。

でも、そんなことないみたい。
旦那が職を失うことはなさそうですが、
何らかの形で影響が出るかも、といわれています。

経済、どうなっちゃってるんだろう。。。
こういう不安定な状況下で、海外で生活するのって、
結構大変です(物理的にも精神的にも)。

タスマニア日記
タスマニア日記
http://ameblo.jp/yukitty-desu
アップしました。

今回は、ロスとロンセストンです。

アメブロって、機能がありすぎて難しい…。

###

最近、ブログを書くことが億劫になってきました。
ブログだけではなくて、
メールも含め、
文章を書くということそのものから遠ざかっている気がします。

「書くこと」が趣味でもあった私ですが。

仕事では、短いながらも、一応、公になる文章を作成しています。
これが、結構神経使うんですよ。
英語だから、文法の問題も考えながらやっているので、
疲れます。
ときどき、上手に文章が作成できると、すっきりするのですが、
天気がよくわからない場合は悶々としていまい、
ストレスとの闘いです。

とはいうものの、
アナログで文章書くのは今でも好きです。
日本にいるお友達と手紙のやり取りが続いていますが、
書いた手紙をポストに入れる瞬間、
ポストをあけたときに手紙が入っているのを見た瞬間、
とてもうれしいものです。
私のささやかな楽しみです。

先日、日本から、今年いただいた年賀状がまとめて届けられました。
これからお返事を書くのが楽しみです。

遅くなりましたが、
年賀状を下さった方々、ありがとうございます。

そして、
わざわざエアメールで年賀状やクリスマスカードを送ってくださった方もいらっしゃいます。
みなさま、ありがとうございます!

エアメールがポストに入っている瞬間って、
本当にうれしいものです。

水曜日からクラスを受け持つことになり、日々勉強。

オーストラリアに来て、
日本語の勉強をしております。


「直接法」という、そのターゲット言語をその言語で教える
(日本語なら日本語で教える)というのは、
英語が話せない私にでもできそうなこと…
と思ってたのに、それは大きな間違いでした。

日本で英語を勉強する社会人がいたとします。
授業はすべて直接法(英語で英語を教える)。
それって、日本語を教えるほどほど難しくないかも。
だって、どんなに英語が苦手な日本人でも、
少なくとも義務教育の中で英語に触れる機会はあったわけだし、
外来語も汎用されているから、
仮に英語で授業しても、聞きなれた単語は結構出てくるんじゃないかしら。

生徒をほめるときに、
Great
Fantastic
Wonderful
Good

なんて使っても、だいたいわかる。

それが日本語だと、
あいさつすら怪しい…。
ほめるときの言葉もしかり。

なので、アクションを大きくしてわかりやすくしたり、
簡単な言葉を使うしかない。

もうひとつ困った点は
その語学学校、日本語のテキストが超テキトーなのだ。

しゃべるのを目的にしたレッスンゆえのテキストなのか、
文法の説明は一切なく、
文章がすべてローマ字で書いてある(→読みづらい…)。

それに、著作権の問題で、テキストをコピーすることも
持ち帰ることもできないので、予習ができず、
時間のあいているときに学校にいって、
テキストみて予習するしかないのです。
(文法の説明がないので、自分で授業中に説明してあげないといけない。
文法というか、パターン?)

とりあえず、急遽市販のテキストを購入。
円高のおかげで、日本からの本の価格がさらにあがって、
2.5倍くらいになっていました。
本当はもっと欲しいけど、
日本に帰ったときにまとめて買おうかな。

アマゾンも海外発送してくれるので、
そういう手もあるかも。

・・・がんばります
こちらに来る前に、
私がオーストラリアでやりたいと思っていたことのひとつが、
バリスタになること!

まあ、「なんちゃって」という枕詞がつきますが、
オーストラリアのカフェ文化に魅了された身としては、
「なんちゃって」だろうが、バリスタとして働けることは光栄なことであります。

が、現実はねぇ・・・
なかなかそうもいかないものですねぇ。

5軒回って(実際に「千歳作戦」して)玉砕して
ちょっとへこんでいたところ。

最近、ジャパレスもいいなぁと思い始め、
求人をくまなくチェックしてたところで、
日本語教師の募集が目に留まりました。

日本語教師は特別な資格が必要なものではありませんが、
日本語教師養成講座420時間がひとつの目安となるので、
その受講が第一条件になることが多く、
さらに、オーストラリアでは
日本みたいに年齢による制限は多くないものの(実際にはあるかもしれないけど、
一見、年齢によるふるいはかけてなさそう)、
経験を求められることが多く、
そういう意味では、私は条件に適うことはなく、
ほんの一瞬考えたこともありましたが、420時間の壁に足を止めるばかりで、
結局一歩踏み出せないまま、半年が過ぎました。
それよりむしろ、せっかく違う気象を味わえるのだから、
もっと気象関係の勉強をしたいと思っていたところ。

でも、今回はそういう「資格」を求められることはなかったため、
応募してみました。

カジュアルですが、とりあえず採用されましたー!

某語学学校の日本語教師。
授業は直接法で教授するので、すべて日本語です。
1週間トレーニングを受けて、採用されました。
そして、なんと!
来週から週に1回、社会人ビギナークラス1クラスを担当することになりましたー!
ひょえー!

これまでそのクラスを担当されていたベテラン先生がおやめになるので、
後任・・・。
私が・・・?
かなり不安ですが、
精一杯がんばりたいと思います!
ちょっと、私自身も、日本語の勉強しないとだめだな。。。


追伸。タスマニア日記、追加しました。
http://ameblo.jp/yukitty-desu


千尋作戦 、決行しました。

この時期、ビーチ周辺のカフェは、平日でも大勢の人でにぎわいます。
街中のカフェでも、屋外でゆっくりコーヒーを楽しむ人が増えるので、
12~2月にかけて、カフェの求人は全体的に増えるのだとか。

もともと、午後に天気の仕事を控えているので、
私はシティまではいかず、
近所(ややビジネス街)のカフェを探すつもりでした。
学校が終わってから、近所のカフェを回りながら、
求人していないか、
どんな人が働いているか、
雰囲気はどうか、
どの時間が忙しいか、などを研究していたので、
自分の中ではある程度、優先順位ができていました。

でも、当然、思う通りに行くわけではなく、
履歴書持って数件回りましたが、
募集そのものを行っていないといわれたり、
「パートタイムは…」と言葉を濁らされたり、
惨敗です。

家から15分ほど行ったところに、
日本人が経営している、小さなカフェがあります。
そこは、本当に小さいのですが、
カフェにしては珍しく女性のスタッフがほとんどで、
アットホームな雰囲気の漂う、
私が思い描く、オーストラリアのカフェそのもの!
お客さんのほとんどはローカルのリピーターですが、
バリスタさんは日本人だったり、親日家の人だったりと、
こちらに住む日本人には憩いの場です。

このカフェに行ってから、
ビジネス街のカフェにはないゆったりとした雰囲気に惹かれるようになりました。
できれば、あんなカフェで働きたいな。

とは言うものの、
縒り好みしている場合じゃない(あと1年半しかない)ので、
ちょっと焦っています。
運よく、私の住んでいるエリアは、
シドニーでも屈指の「日本食の集まる町」なので、
ジャパレスもいいなぁと考えつつある、今日この頃。
(日本人をはじめアジア人は母国のレストランがあるから
カフェ探しにもひっ迫感がないんだよね~、とは、
カフェ仲間のかおりんの言葉。まったくその通りだ)。

ところが、木曜日に急展開!!!
日本人向けのインターネットの求人を見ていたら、
これまた全く違う職種の募集が目に飛び込んできました。

応募条件。
・3か月以上働ける
・●●●●●としての経験が豊富
・勤務体制はカジュアルで、フレキシブルに対応可能
・仕事は日本語で全う

●●●●●にしては、珍しく有資格者を求められておらず、
そこは結構有名な会社。

実は、●●としての経験はあまりない。
けど、友達がReferenceを書いてくれるというので、
旦那の了承も得て、応募してみました。

ネットで英文履歴書送った直後に担当者の方から電話。
今日、面接。
来週1週間、研修兼トライアル。

おおおおお!!!

ということで、ちょっと、カフェ探しをお休みすることになりました。
このお仕事がだめだったら、カフェ探し、というより、
ジャパレスでの仕事を探すんだろうな。

とりあえず、来週の研修&トライアルを頑張ります!




5日が仕事始めだった方が多いのではないでしょうか。

主人も5日からでしたが、
こちらは、2日が仕事始めだった人も少なくありません。
私は、
年内は31日が仕事納め、
年明けは1日が仕事始めでした。
はい、天気はお休みがないので仕方ありません。
旅行中も、PC持っていって朝と晩に仕事をしましたが、
タスマニアはネットの接続が本土以上に悪いですね~。
携帯も、ホバート以外では断続的に圏外になるのでお気をつけくださいませ。

そろそろ、バイト探しを始めようと、
近所をふらふら散策しています。
できればカフェで働きたいですが、
私の英語力とカフェでの経験ゼロということから、厳しいかもしれません。
こちらのバイト探しは、日本人のワーホリの間では通常「千尋作戦」と呼ばれているようです。
カフェやレストランでは、求人広告を出しているところが少なくて、
履歴書を持って直接お店に行き、売込みをするのが一般的です。
「私を働かせてください」みたいな感じで。
そんなところから、「千と千尋の神隠し」の千尋ちゃんを連想させるみたい。
私も1軒だけ、年内に回ってきましたが、千尋作戦は使わず、
「アルバイトの空きありますか?」と控えめにアピール。
一応、履歴書は受け取ってくれましたが、「空きがあったら連絡します」とのことで、
イコール見込みなし。
カフェスクール仲間は何軒か回っても、履歴書すら受け取ってもらえないところがある、と
若干落ち込んでいました。
私は午後の天気の仕事がある関係で、
長時間拘束される仕事はできないため、
働けるところは限られてしまいそうです。

今年はオーストラリアの社会へ一歩踏み出そうというのが、
新年の誓い!
なので、がんばります。

こちらでは写真がアップできないので、
http://ameblo.jp/yukitty-desu
にて、タスマニアの日記を更新しました~。
Hello 2009!
あけましておめでとうございます

とっくに年が明けてしまい、ご挨拶が遅れ大変失礼いたしました。。。
どうぞ今年もよろしくお願いいたします。

みなさまいかがおすごしでしたでしょうか。
私は、シドニー市街地に住んでいらっしゃる、主人の会社の方(日本人)のご自宅にお招きいただき、
そこからシドニー湾の花火を眺めながら年越しをしました。
他にも2夫婦招待されていて、なんと今私たちが住んでいるマンションから徒歩1分くらいにお住まいとのこと!まあまあ、偶然!

幸い、シドニーの大晦日は快晴、風もほとんどなく、
年越しの花火には最高の気象条件でした。

その方のご自宅は、Darling Harbourに面し、
ベランダからの景色は最高です!
ご夫婦によると、普段夜は真っ暗になってあまり景色はよくないとのことでしたが、
この日ばかりは、どの船もまばゆい光を放ち、
光だけでもにぎやかに水面を照らしていました!

とはいっても、こちらはサマータイムを導入しているため、
日が暮れるのが遅く、8時半くらいにならないと暗くなりません。

そして、太陽が月に代わった夜9時ころ、
ファミリー用の花火が打ち上げられました。
そこのお家から方々見渡せ、
遠く、近くを合わせて、4箇所くらいで5分ほど、花火が上がっているのが見えました。
そこでまず乾杯。
その後、オーストラリアの話をいろいろしながら、
夜が深まるのを待ちます。

大晦日の夜、
日本では、こたつに入って紅白を見ながら、年越しそばなどを食べて
ゆっくりとすごす印象がありますが(例外あり)、
こちらは逆に外に繰り出していく人が多いみたいで、
大きな音楽やら奇声やら、
窓を閉めても地上から響いてきます(そこは19階でした)。
熱気が伝わってきます。

そういう騒々しさもあり、
さらに季節が逆ということもあって、
この時期ならではの、行く年来る年に対する感慨がないのは、なんとなく寂しい気もしますが、
たまにはこういう年越しも経験しても良いかもしれません。

そして、2009年1月1日の幕開けとともに、ばばーん!!
花火が次々と打ち上げられました!!!!
世界で最初に年越しを迎えました~。
約12分にわたるシドニーのNew Yearの花火は、
周辺のをあわせて約10万発打ち上げられ、
その数は世界一なんだそうです。
日本みたいな精巧な花火ではありませんが、
数と音ではこちらの方が上かも・・・?
最後はバーバーブリッジが燃え上がるように真っ赤になりました!

みんなその後はパブに行ったり
友人宅に行ったりして、
踊ったり飲んだりしてニューイヤーの朝を迎えます。
私たちは、電車がすいたのを見計らって、
夜が明ける前に帰宅しました。
CBDを南北に走るGeorge Street。
夜中の2時頃に通ったら、最悪でした。
音はすごいし、酔っ払いは多いし、なんてったって、
何のにおいかわからないにおいが、蔓延していました。
小さな子供がいたのにもびっくりです。
普段は早々とベッドに入ってしまうオージーでさえも、
この日はがんばって(?)おきていましたよ。

それにしても、シティの電車。
1月1日の早朝4時半が終電。
4時50分が始発。
いったいなんなんだろう?
それなら、夜通しでやってもいいのに~!?

ということで、こんな感じのお正月を迎えましたが、
いまだにクリスマス商品が店頭に並んでいる(半額になっているけど)1月3日。
お正月というか、クリスマスというか、
季節感のなさに困惑している私ですが、
今年も何卒よろしくお願いいたします!

※私の写真技術がなく、きれいな写真でなくてすみません。
やっぱり、長年、年末年始が冬であった私にとって、
真夏の師走はぴんと来ません。
この時期になっても、まだ2008年の終わりを実感できず。。。

でも、このままだと何も考えずに新年を迎えてしまいそうなので、
一応、今年を振り返ってみようかしら。

2008年は、私にとっては、ベスト5に入るくらい色々なことが起こった年でした。

・1月
年明け2日に用があってグアムに行き、思い切り日焼けをしてしまい、足がケロイド状態になってしまう。
これこそ、何かの予兆だったのかな。

そういえば、今のイギリスの天気予報を始めて、もうそろそろ1年になる。
季節を一通りやってみても、まだよくイギリスの天気がわからない。

・3月
気象予報士に合格!
このときに受かって本当によかった!
やっと受験勉強から開放されてほっとしたけれど、それから全然進歩がない。
むしろ、受験が終わった途端、気象に関する知識が、開放感とともにどこかに吹っ飛んでしまったみたい。

・4月
旦那に、海外赴任の話が出る。

・6月
渡豪が正式に決定。
渡豪のための手続き(書類を揃えたり、引越し準備をしたり)、マンション関係の書類作成(これはほとんど旦那にやってもらう)など、やることが一気に増えて、忙しい毎日が続きました。

・7月
2年前に買ったマンションがようやく完成し、引越しの日時が決まるも、荷物を移して1週間後に渡豪。
肝臓に腫瘍が見つかる。
渡豪後は家探し&家具の調達。

・8月
在宅での仕事スタート。
よく、在宅の仕事はいいね、と言われます。
確かに、通勤のための時間がなくなるし、その分を家事などに当てることができるし、体調が悪くても家にいながらにして仕事ができるという点ではいいと思います。でも、仕事とプライベートの線を引くのって意外と大変で、また、ずっとこもってやるものだから、ストレスも溜まります。たとえば、子供が小さくて、とか、病気がちで、とか外で働けない理由があるのならいいのかもしれませんが、私みたいな健康体がずっと家にいるのはよくないとも思うのです。
また、大好きだったオーストラリアに期待や夢いっぱいで来たのに、実際に「住んで」みたら、よく言えばおおらか、悪く言えばいい加減な国民性に苛立ちを覚え始めていたころでした。体力的には、出発前後が辛かったけど、精神的にはこのころが一番辛かったかな。だからものすごいいっぱい食べて太っちゃいましたー。

・9月
検査のため、一時帰国。結果、良性の血管腫とのこと。
帰国中に、旦那方の祖母が亡くなりました。突然のことだったため、旦那は帰国できず。
出発前、祖母は4人ともまだ元気でしたが、何があってもおかしくない年齢です。何かあったときにすぐ駆けつけられるかどうかわからないし、
いざというときのために、4人に挨拶に行きました。
もしかしたら、会えるのは最後かもしれない、と覚悟しながら。
海外に行くということは、そういうリスクを必然的に背負うものなのだと改めて実感しました。
シドニーにまた戻ってくるとき、札幌に住む祖母が私に二度目のお餞別を持って愛に来てくれました。
別れ際はとても辛かった。

・11月
初めて語学学校に通う。
そこは日本人が多い学校で、正直英語の勉強にはならなかったけれど、
とても素敵なお友達に会えました。
また、大好きなコーヒーのことを学ぶことができたことも収穫です。

・12月
円高が止まらない。
これまでも外貨預金をしていたので多少はその変動を気にしていたけれど、
ここまで円の動きに一喜一憂することなんてなかった。
1銭の上下にも、敏感に反応するようになりました。
そういえば、学生ときに所属していたゼミは「国際経済」だったー。


実は2度目の、オーストラリアでのお正月を迎えようとしています。
今年は新しいことになれることに精一杯で、
周りに目を配ることができなかったです。
私の知らないうちに、ご迷惑をおかけしてしまった方もいらっしゃるかと思います。
渡豪に際しては、送別会やお餞別などお気遣いくださった皆様、
ブログへのコメントやメールをくださる皆様、
ブログをよんでくださる皆様、
いつもありがとうございます。

オーストラリアにいられる期間は残り1.5ヶ月。
長いようで、この半年はあっという間に過ぎていきました。
期限は2010年7月までと決められていますが、
実際いつまでいられるかわかりません(延長はないけれど)。
年明けは、一歩、オーストラリア社会へ飛び出してみようと思います。
また、気象予報士として、もっと知識を蓄えられるよう、
また、何か人の役に立てるよう、新しいことに挑戦したいと思います。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。
どうか、よい平和で素敵な新年を迎えられますように☆


只今、ホバートから生中継でございます。

昨夜、シドニーを出発し、メルボルン経由でロンセストン(タスマニア島北部)に到着しました。
今日、そこから東海岸周りでホバート(タスマニア南部)に来たところであります。

タスマニアは、南極に近く、オゾン層破壊の影響を一番受けているといわれています。
シドニーでも相当強いですが、
タスマニアはさらに強いです。
もう最強。
今日はひたすら車での移動だったにも関わらず、
日焼けで体や手足が赤くなり、ひりひりしています。
気温はだいたい20度くらい。
それでも南風の影響で体感温度は15度くらいです。
雲に覆われるともっと下がります。
さすが最南端。

今日はクリスマス。
日本ではイブに重きが置かれますが、
こちらでは25日が本番です。
町のいろいろなところでサンタさんやトナカイさんにお目にかかれるかと思っていたら、
ガーン。
州都のホバートでさえ、ゴーストタウンのような様相。
歩けどもあいているお店にあわず、
ガソリンスタンドでさえ、ほとんどしまっている状態。
レストランやスーパーもほぼクローズ。
車、私たちともども食い倒れるのでは、と懸念されましたが、
なんとか無事にホテルにつくことができました。

ちなみに明日もボクシングデー。
祝日です。
そして、土日…。
いったい、どこかあいているところはあるのか…。
クリスマス前後の旅行には要注意です!
(幸い、ホテルのレストランがあいていたので
食事はそこで済ませました)

実は今回の旅行、
飛行機とホテルは2ヶ月も前に手配したものの、
どこへ行くかは未計画でした。
そして今もあさって以降の予定が立っていない…。
どうしてこうもやる気のない夫婦なんだ、私たちは…。

とりあえず、明日はたぶんポートアーサーという、
ホバートよりもう少し南に行ったところにある、
かつての流刑場に行ってまいります(予定)。

タスマニアは自然がいっぱい、
動物もいっぱい。
されど、道端に転がる野生動物の死体もいっぱい…。
なんだか考えさせられます。


もう遅いですけど、、、
A very happy and merry Christmas!

オーストラリアに来てから
食いしん坊になってしまった私にとって、
食事は楽しみの一つ。

Youngで有名なレストランJam Factoryに足を運びました。
ここでは、地元特産のチェリーやフルーツ、ワインなどの販売のほか、
チェリーを使った料理がいくつかあるとのことで、
この町を訪れるツアーが寄る定番のようです。

この日は、チェリーフェスティバルが開催されていたということもあって、
駐車場には観光バスが数台、
店内もレジには長い列ができ、
人の波をかきわけてのショッピング。

レストランは、残念ながら、ツアー客でいっぱいとのことで、
食事をすることはできませんでした。
それならば名物「チェリージャム」だけ買って帰ろうか、
と思っていたら、
それも売り切れ御免とのこと。
がーん。
代わりに、チェリーワインを買って帰りました。

かと言って、町の中心地に行っても、レストランやカフェはクローズ。
仕方ないので、パン屋さんでパンだけ買って帰路につきました。
帰りもなが~い道のりです。

出発したのは3時ころ。
今から出れば、8時には着けそう。
帰りも、日本から持ってきたCDをガンガンにかけて歌いまくります。
こちらは日本みたいに、あちこちにカラオケがあるわけではないので、
車の中がカラオケボックスみたいなものです。
音楽に乗って、時速110kmで走り続けます。

最初の10分はまだ良かった。
でも、牧歌的風景が目の前に広がり始めたとき、
なんとなく嫌な感じがしました。
さっき来たときと同じ道なのに…。

バシッバシッ!
「ん??」
バシッバシッ!バシッバシッ!
バシッバシッ!バシッバシッ!
バシッバシッ!バシッバシッ!バシッバシッ!

真正面から何かが向かってくる!
窓ガラス一面に、何かが飛んできては風圧でどこかに行ってしまう。
いったいなんだろう…。
花粉かしら?

何かがワイパーに引っかかった。
まぶしい日が差し込む車の中で、
一気に冷気が流れたような気がした。
げげっ!!!
トンボというか、いなご?みたいなのがご臨終なさっとる!!!
しかも、私の目の前で…。
張り付くことなく(引っかかることなく)飛ばされていった虫さんたちは、
目の前に残ることはなかったものの、
しっかり足跡をつけていってくれはった…。

ああ、こういう時、視力が悪いと、よく見えなくて得だよね(ホッ!)。

1時間くらい、こんな状態が続きました。
前後に走る車はなし。
そして私たちは時速110kmで走ってる。
そんな状態では、虫さんたちも気づかないよね。
ごめんよ~。

そして、ハイウェイに出たとき、道の状態がよくなり、
車の数も増え、
虫さんもいなくなりました。

ところが、今度は!
オーストラリアならではの光景です。

そう、今度は、カンガルーが、車にはねられ、お亡くなりになっているのだー。
ブルーマウンテンやハンターバレーに行ったときもそうでしたが、
シティを離れると、
カンガルーやウォンバット、ときにはコアラの絵の描かれた黄色い標識が立てられていることがあります。

行きにも2、3頭ひかれているのを見ましたが、
帰りは30kmに1頭くらいの割合で、ご臨終なさっているカンガルーを見ました。

こちらの大きな車には、
「カンガルーバンパー」なるものがつけられていることがあります。
私はてっきり、カンガルーのためのものかと思っていたのですが、
そうではない。
「カンガルーが車に当たったときに、車が傷つかないようにするもの」だそうです。

牛が出すメタンが地球温暖化に貢献していることから、
今後オーストラリアでは牛肉ではなく、カンガルーの肉の生産を増やそう、
みたいな動きがあるとかないとか。
それなのに、こんなんでいいの??

帰り道は、私たちのヴィッツちゃんがカンガルーをひき殺さないか心配でなりませんでした。
気づいたら手に汗。。。

結局無事に帰れたわけですが、
長距離ドライブはもう嫌だなあ(野生動物に出くわす可能性が高くなる…)

ちなみに、途中ガソリンスタンドで休憩したときに
車の前をみてみたら、
おびただしい数のとんぼ(いなご?)たちがお亡くなりになっていました。
死体恐怖症の私には
「行きはヨイヨイ帰りは怖い」ドライブでした。

以上。


真夏のクリスマス
年末が近づいてきました。

今年もあと半月。
あと数日、何をしようかしら?

せっかく真夏のクリスマスを味わえる機会を得ているのだから、
それを満喫しないともったいない!

お友達からの情報によると、
シティのほうでは、あちこちでクリスマスツリーのライトアップが見られるらしい。

ところが、ひとつ問題が。

それは、点灯する時間がどこもだいたい8時半以降だということ。

日本だとクリスマスのライトアップって、
だいたい5時半くらいからぼちぼち始まるじゃないですか。
私もその感覚でいたら、違うのです!

こちらは今は夏。
それに輪をかけて(?)サマータイムが導入されてしまっているので、
なかなか暗くならないのです。

何が問題かって、
夜遅くなると、
電車の本数が30分に1本くらいになっていまう。
おまけに電車の中でお酒や麻薬をやっている人に遭遇してしまう率もアップ。
さらに、道を歩いているだけで変なおじちゃんに声をかけられる。

健全な主婦業を勤しむべく、
夜の外出はなるべく控えておりまする。

でも、来週末はシティで(昼間の)クリスマスのイベントがあるみたいなので行って来ます。
11月末に、「クリスマスパレード」があったのですが、
着いたら終わっていたという悲しいオチがあったので、
今度こそ見逃さないように早めに行かないと!!

チェリーピッキングその2
12時近くにYoungの町に到着。

とりあえず、ビジターセンターに立ち寄ります。
フェスティバルやっているわりにはガラガラだったなぁ。。。
ここにも、中国人の個人旅行客が数組いました。

いくつかピッキングできる農場があって、
セルフピッキングができるところ、
ピッキングされたものを売っているところ、
チェリー以外のフルーツが売っているところ、
ワインのテイスティングができるところなど、
ビジターセンターでインフォメーションをもらいました。

私たちは、そこから12kmほどのところにある、
Allambieという農場に行きました。
そのほかの場所でもやっていると言われたのですが、
時期がもうシーズンオフにさしかかっているときで、
セルフピッキングができるところは実際少なかったです。

実は、チェリーピッキングは、ふたりとも初めて。
どうやっていいのかわからず、
農家の人に聞くと、


・好きな木を見つける。
・根本から取る。ただし、歯や茎はとらない。
・ほしい分だけ取ったら終了。以上。


とのことで、意外と簡単でした。

そうは言っても、結構広いし日差しは強い。
どの木にすればいいのー!?
「どれでもいいよ」

とりあえず、つまみつつ、木を選びました。
さくらんぼって、可愛いですよね。
すぐに帰るつもりだったのに、
結局30分以上も摘んでいました。
バケツ半分くらいの収穫。

お会計。
約4キロかって、24ドル。
安い~!
スーパーで買うと、1kgあたり17ドルです。

ピッキングも楽しめたし、たくさんお土産もできたので、
おなかもすいたことだし、事前調査していたレストランへ向かいますか!

さらに続く・・・。

チェリーピッキングその1
先週のブログにちょっと書いた、チェリーピッキング。
意味不明なままで終わらせてしまってすみませんでした。


シドニーからチェリーピッキングができるYOUNGという町まで、
約400km
この数字を見ただけで気の遠くなる道のりです。
カーナビさんにデモをしてもらったところ、時速100kmで走り続けて約4時間。
覚悟を決めて出発進行!

本当は、そんな遠いところならば一泊していきたかったのですが、
ちょうど、チェリーフェスティバルが開催されていたときで、
直前に予約しようとしても、どこも満室だったのです。

朝7時に出発。
週末、特に日曜日の道路はスイスイです。
ハイウェイの制限速度は100-110km。
うううう・・・。ヴィッツちゃんには可愛そうだ・・・。

30分も車を走らせていると、いつの間にか車もほとんどありません。
見えるは、牛さんが点々・・・。
これぞオーストラリアといった景色が広がります。
カーナビは、「260km直進」などと過酷なことを言っています。
これを往復しないといけないのか・・・。

こういう、何もない道だと、私にでも運転できそう・・・なんて思ってしまいますが、
出しているスピードがぜんぜん違います。
どの車も100km未満では走っていません。
ただ、こちらは制限速度がそんなに速いわりには、
日本みたいに、高速道路で「思い切り」飛ばす車はほとんどないんですよ。
たとえば150kmとか。
ブルーマウンテンやハンターバレーに行ったときもそうでした。
だいたい、制限速度前後で走っています。

途中、1回休憩して
また車を走らせます。
中国人の団体客がいました。
途中の道ではあまり車を見なかったのに
休憩所には結構車が止まっていました。
なんとなく、安心。

続く…。


君を忘れない 曲がりくねった道を行く
生まれたての太陽と 夢を渡る黄色い砂
二度と戻れない くすぐりあって転げた日
きっと想像した以上に騒がしい未来が 僕を待ってる

「愛してる」の響きだけで 強くなれる気がしたよ
ささやかな喜びを つぶれるほど抱きしめて

スピッツ「チェリー」より



今日、日帰りで、シドニーから400kmほど南西に位置する町へ
チェリーピッキングに行ってきました。
サクランボ狩りです。
こちらはそういう季節なんですよ。

書き出すと長くなりそうなのですが、
今朝早かったので眠くなってきました。
そのため、今夜は、即興で考えた替え歌にて、
その道のりについて簡単に書かせていただきます。

以下、「チェリー」のメロディにてお読みください
(余計な解説つき)

***

君を忘れない(忘れたくても忘れられない…)
曲がりくねった道を行く(一本道、ずっと同じ景色)
生まれたての太陽と(朝の日差しでも強すぎる…)
道を渡る赤い砂(内陸部は赤土なのね)
二度と戻れない(さすがに片道で400キロは…戻りたくない…)
ぶつかり合って置き去りに(無数のカンガルーと虫たち…)
きっと想像した以上に(想像をはるかに越えてました)
騒がしい未来が(虫の衝突が凄まじかった)
僕を待ってる(待ってなくていいのに…)

「あ、ひかれてる」の響きだけで(旦那が横でつぶやく…)
呪われてる気がしたよ(鳥肌が止まりませんでした)
ささやかな喜びをつぶれるほど抱きしめて(気を紛らわすため、雲の写真を撮っていました)

意味不明なので、
詳しくはまた後日…。


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